「HTBノンフィクション たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」タイトル(C)HTB


「HTBノンフィクション たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」(C)HTB


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「HTBノンフィクション たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」タイトル(C)HTB


HTBが制作し2020年6月27日(土)に放送した「HTBノンフィクション たづ鳴きの里 ~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」が、第36回農業ジャーナリスト賞を受賞しました。
農業ジャーナリスト賞は、農業関係の報道、解説、出版に携わるジャーナリスト、研究者および企業や団体の広報担当者などで構成された農政ジャーナリストの会が主催し、農林水産業、食料問題ならびに農山漁村の地域や環境に関する優れた報道(ルボルタージュ、連載企画、出版物、放送番組等)を通じてジャーナリストとして顕著な業績をあげたものを年に一度、表彰しています。HTBからは初めての受賞となります。
今回、農業ジャーナリスト賞を受賞した、「HTBノンフィクション たづ鳴きの里 ~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」は、かつて絶滅寸前までに追い込まれた国の天然記念物タンチョウを呼び戻す運動を続ける農民たちを5年にわたり現地で取材し、四季折々の美しい映像を交えて描いたドキュメンタリーで、現地では100年以上ぶりとなるタンチョウの繁殖や貴重なヒナの撮影にも成功しました。
講評として、「農家に寄り添って番組を作っている。見る人を飽きさせない。作り方もうまい。生きものに対する農家の心情が丁寧に丹念に描かれている。四季折々の田園風景の映像も美しい人々の愛が伝わる感動的な作品。」と評価されました。   
今回の受賞について沼田博光ディレクターは、「このような素晴らしい賞を頂きありがとうございます。番組はタンチョウを呼ぶ活動がメインですが、北海道の農業が抱える多くの問題や、農業のあり方を考えるきっかけにもなったのではないかと思います。深刻な問題でありながら、登場する農家の皆さんの人柄のおかげで、とてもあたたかくて楽しい番組になりました。ツルが来ても皆さんの活動は続いています。私たちも地域がどのように変わっていくのか、引き続き見つめていきたいと思っています。」と喜びを語りました。
「HTBノンフィクション たづ鳴きの里 ~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」は、第62回科学技術映像祭で最高賞の内閣総理大臣賞を、また、第8回グリーンイメージ国際環境映像祭でグリーンイメージ賞や、第26回北海道映像コンクールの長編部門で北海道知事賞・編集賞・優秀賞を受賞しており、映像作品としても高い評価を受けています。


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「HTBノンフィクション たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」(C)HTB


■初回放送日時:2020年6月27日(土)午後1時30分~2時25分※北海道ローカル
■放送内容: かつて絶滅寸前まで追い込まれた国の特別天然記念物タンチョウ。このヒナが札幌近郊の長沼町にある「舞鶴(まいづる)遊水地」で確認された。開拓以来、空知では100年以上ぶり。人工的に作られた施設にタンチョウを呼び、繁殖させるまでに至ったのはおそらく世界でも初めてといわれる。実はこの繁殖の成功には農民たちの「ある取り組み」があった。HTBは5年間にわたり現地での取材を続け、貴重なヒナの撮影にも成功した。
■番組ホームページ:https://www.htb.co.jp/hn/log/2020/06271156/
HTB北海道onデマンド:https://hod.htb.co.jp/ ※HTB北海道onデマンドで有料配信中
■ナレーター:森さやか(HTBアナウンサー)、藤村忠寿、嬉野雅道
■制作スタッフ:
プロデューサー・坂本英樹
ディレクター・ 沼田博光
編集・上田佑樹
撮影 ・小山康範、石田優行
音声 ・渡邉大智


情報提供元: @Press