完成イメージ


店内の保護犬「クルツ」


店舗外観


広々とした店内保護犬部屋

2018年に犬猫の販売を辞め、2019年から店頭での保護犬譲渡に取り組みながら新しいペットショップのカタチに挑戦しているペットライフポッター(所在地:岡山県岡山市)は、元野犬365頭の写真を使ったカレンダーの制作プロジェクトをクラウドファンディングで開始いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/257453/LL_img_257453_1.jpg
完成イメージ

クラウドファンディングページ: https://camp-fire.jp/projects/view/401226


■犬の殺処分は野犬の数が最も多い現実
現在の日本において、犬の殺処分は約6,000頭。その多くが、保健所で人慣れに至らなかった「元野犬」です。しかし、家庭に迎えられて家族の絆と愛情を受けた「元野犬」たちは、野生を忘れたかのように家庭へ馴染み、素晴らしい家庭犬へ変化していきます。
その姿を集めたカレンダーが拡がれば、保健所や譲渡会で見る短時間の印象だけでなく、人との共生がもたらす幸せな未来を提案できるのではないかと思っています。


■元野犬たちの存在を知らない人たちへ
元野犬たちの写真を使った「YAKEN365カレンダー」の制作を通して、元野犬たちの存在、彼等が置かれている現状をもっと多くの人たちに知ってもらいたい!そして世間ではまだまだ知られていない彼等の魅力を発信したい!と考えています。


■「YAKEN365カレンダー」とは
保護され、今では家庭で暮らしている元野犬たちだけで作る新しい試みのカレンダーです。365日の日付を365頭の元野犬たちの写真で制作します。野犬と聞くと『強面』の犬を想像する方も多いかもしれませんが、変化のスピードは犬それぞれで全く異なるものの、ひと度家庭に入ると最初は硬かった表情もみな少しずつ家庭犬のやわらかい顔になっていきます。
そんな365頭分の彼らの『家庭犬としての幸せな顔』がおさめられたカレンダーは圧巻間違いなし!

ペットライフポッターでは、これまで8頭を新しいご家族に繋いで参りましたが、全て「元野犬」のコたちです。ですが、初めから元野犬に絞って譲渡活動を始めたわけではありません。保健所に収容されている犬たちの中で最後まで声のかからない子のほとんどが野犬たちなのです。
活動を通して感じているのは、元野犬が野生時代を完全に忘れることはない、しかし彼らは自分たちの運命を受け入れ、そして戸惑いながらも少しずつヒトの距離を縮めていきます。そんな彼らのスタイルと、日々の成長や変化を間近に見つめていると、そのご家族だけでなく私達も、生体販売では経験できなかった感慨深さを味わうことがあります。

地方では、最も殺処分の可能性が高いのが、元野犬の成犬です。人を警戒し、声も上げず尻尾も振らずに、目だけをこちらに向ける保健所での様子は、ペットショップの犬しか知らない人には、野生動物の犬という生き物のハードルの高さを見せつけられるからかも知れません。
しかし、一度家庭に入ってしまえば、飼い主だけを頼りに生きるスタイルを見せるようになり、愛玩犬では見られない別の魅力に溢れています。
その魅力や生活スタイルが伝われば、最も殺処分の危険性が高い彼らへの理解も深まり、今よりも多くの方が「元野犬」を選択肢として考えてくれるのではないかと思います。

少しでも元野犬の魅力を伝えるお手伝いをしたい、それが私たちの願いです。


■クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/401226


■リターンについて
一律カレンダー完成品をお届けいたします。


■野犬とは
野犬は、野生化した犬と、捨てられたペットの両方を含みます。また、野生化した犬は、当然その地域において交配が進むことがあり、産まれた時から野生の生き物として活動を始める場合も、野犬として扱われます。
日本では、犬を飼う場合に登録や狂犬病予防接種・係留の義務や徘徊の防止などの様々な規定があり、それらを満たしていなければ野犬と見なされる可能性があります。
情報提供元: @Press