私は現在、IEEE会長の福田敏夫教授をPD(プロジェクト・ディレクター)とした「ムーンショット型研究開発事業」に参加しています。ムーンショット目標3では、「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボット」の実現を目指しています。PM(プロジェクト・マネージャー)の早稲田大学理工学術院の菅野重樹教授の元、尾形哲也教授、村垣善浩教授と共にサブ・プロジェクト・マネージャーとして、「一人に一台一生寄り添うスマートロボットAIREC(AI-driven Robot for Embrace and Care)」の開発に携わっています。 AIとロボットの共進化によって、2050年AI社会では、子どもの見守りから、学習、家事、仕事、健康管理、介護、看護、医療に至るまで、一人一人に合わせたサポートをしてくれるスマートロボットが、私たちの生活をより豊かなものへと導いてくれることでしょう。