Discrepancy between reality and information


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リシュモン ジャパン株式会社 モンブランは、遠山正道×PARTYが新たに発信する「アートの次のあり方をつくる」プロジェクト第3弾『MONTBLANC × The Chain Museum vol.3』を、2021年1月14日(木)~3月31日(水)にモンブラン銀座本店にて開催いたします。終了日は変更になる場合がございます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/245248/LL_img_245248_1.jpg
Discrepancy between reality and information

■ブティックがアートなコミュニケーション空間に
The Chain Museumは、遠山正道×PARTYが新たに発信する「アートの次のあり方をつくる」プロジェクト。ビジネスとテクノロジーを掛け合わせて、アートと個人の関係を変革させ、アートを更に自律したもの、自由なものにしていくことを標榜し、様々な活動を繰り広げ、アートと人間の新たな関係性を提案し続けています。110余年前より「筆記文化」をリードし続け、人と人との文字を通したコミュニケーションを作り上げてきたモンブランは、The Chain Museumの活動に深く共鳴し、日本における旗艦店であるモンブラン銀座本店を舞台に、2020年3月より、これまでに延べ4人の新進気鋭の若手アーティストによる特別展を開催。店舗が新たなコミュニケーション空間として輝きを放つことを目指しています。
第3弾となる今回は、沼田侑香さんに白羽の矢を立てました。


■オンラインでも楽しめるアート作品
沼田侑香さんの作品の数々は、「Sampling Theorem」というタイトルのもと、モンブラン銀座本店のショーウィンドウと店内2F、3Fにて展示されます。作品は、The Chain Museumが運営するアート・コミュニティプラットフォーム「ArtSticker」でもオンライン上で閲覧可能。作品の詳細情報を見られるだけでなく、展示作品を購入したりアーティストへ直接支援やコメントを届け、コミュニケーションを取ることが出来ます。
https://artsticker.app/events/388


■ステートメント「Sampling Theorem」
「わたしたちは、さまざまなイメージにかこまれて暮らしている。インターネット上でやりとりされる多種多様なデータ、SNSにアップされる見栄えよい写真、街じゅうにあふれる広告。テクノロジーは人間の生活にとって必要不可欠なものとなり、だれもが気軽にデジタル処理されたイメージにアクセスできるようになった。しかし、「デジタル」なイメージに触れることは「リアル」な体験なのだろうか。沼田の作品を一見すれば、それはまるでデジタル処理された画像のように見えるかもしれない。しかし、その作品素材はアイロンビーズであり、作品表面を観察すれば細かな粒子がひとつひとつ繋がれていることがわかる。これらの作品は徹底的な手仕事によって形づくられているのだ。
彼女は、デジタル化されたイメージへのリアルな身体的行為の介入を試みている。本展タイトルの「Sampling Theorem(標本化定理)」とは、アナログ信号をデジタル信号へと変換する際に、どの程度の間隔で標本化(Sampling)してよいかを定量的に示す定理のことである。標本化された格子状の離散的データは「画素」あるいは「ピクセル」と呼ばれ、デジタル画像の最小単位となる。沼田は、この最終単位をイメージの根源的な要素として捉え、身体を通じたアプローチを加えた。アーティストの手仕事によって浮かび上がるひとつひとつの要素は、わたしたちに不思議な鑑賞体験をもたらしてくれる。沼田が挑むのは、デジタルなものとリアルなものの境界の攪拌であり、二次元と三次元を往還するイメージの創出なのだ。」


■沼田侑香(Yuka Numata)さんのプロフィール
1992年生まれ。物心を持った時からネットが生活に欠かせない存在であるデジタルネイティブ世代と呼ばれる時代に生まれた。ネットが日常に浸透し始めてからたったの20~30年足らずで、VR(バーチャルリアリティ)や、実写と見分けがつかないほど精巧に作られたゲーム、進化し続ける3DCGによるアニメーションなどの二次元の空間が拡張し続けている。バーチャルの世界は現実の世界にどんどん浸食し始めており、その境目がわからなくなるほどにシームレスになっている今後、数年後の未来には次元という概念が存在しなくなり、現代の日常では起こり得ないバグやズレなどが生きている空間の中で生じるのではないだろうか?作品はパソコン上で加工されたイメージをインスタレーションや、絵画、などによって展開。
インスタレーションの素材の一部でアイロンビーズという子供のおもちゃを使用したものがあり、アナログな表現方法を用いながらもコンピューターバグのような視覚的なズレを発生させる手法を用いることでデジタルなイメージを作品に取り込んでいる。モチーフには人間や、食べ物、街の風景やコンピューター上のグラフィックなど日常に密接なモチーフを使用し、見る側の人々へ親近感や既視感を彷彿とさせる試みを行っている。

<受賞歴>
・2018年 O氏記念賞
・2019年 A-TOM ART AWARD グランプリ受賞
・2019年 石橋財団奨学金奨学生

Instagram: https://www.instagram.com/numatayuka.artwork/


■The Chain Museumについて
「ビジネスとテクノロジーを掛け合わせてアートと個人の関係を変革させ、アートを更に自律したもの、自由なものにしていく」ことを目的として、アート・コミュニティプラットフォーム「ArtSticker」を運営するPLATFORM事業の他、世界中に小さくてユニークなミュージアムを展開させるMUSEUM事業、場所や施設ごとにアートをキュレーションするCONSULTING事業の3つの事業を展開している。
https://t-c-m.art/


■モンブランについて
優れたクラフツマンシップとデザインの代名詞であるモンブランは、1906年に創業し、瞬く間に筆記文化に革命をもたらして以来、その革新性の境界線を押し広げて来ました。創意工夫とイマジネーションを原動力として、ラグジュアリーな筆記具や時計をはじめ、レザーグッズ、ニューテクノロジーやアクセサリーに至るまで、いずれのカテゴリーにおいても優れたクラフツマンシップの表現を進歩させています。大胆なアイデアとアルチザンのスキルから生み出されるラグジュアリーな“ビジネスライフスタイルパートナー”を作るという、果てしない使命を反映したモンブランの白い星形のエンブレムは、パフォーマンス、品質、洗練されたスタイルの象徴となっています。
世界に足跡(そくせき)を残そうとする人々をサポートするという継続的な取り組みの一環として、モンブランは世界中の教育プログラムへの協賛と、人々に潜在能力を最大限に発揮させることを目的としたイニシアチブを継続的に実施しています。


【読者様お問い合わせ先】
モンブラン コンタクトセンター
TEL: 0120-99-8291
URL: https://www.montblanc.com
情報提供元: @Press