『P-20HD』/『P-20HD』使用イメージ


『P-20HD』使用イメージ


ビデオ・スイッチャー「V-60HD」(左)と組み合わせて より高度な映像演出を実現


幅広い操作を本体だけで行える、シンプルで使いやすい設計

ローランド株式会社は、スポーツのライブ配信で決定的な瞬間をすぐにリプレイできる、簡単操作のコンパクトなビデオ・インスタント・リプレイヤー『P-20HD』を、2021年春に発売します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/234262/LL_img_234262_1.jpg

『P-20HD』/『P-20HD』使用イメージ



新型コロナウイルスの影響により、現在ではあらゆるイベントのインターネット・ライブ配信が行われています。スポーツの分野でもライブ配信の需要が拡大し、映像演出においても高いクオリティが求められるようになっています。

スポーツの映像をわかりやすく見ごたえがあるものにする、決定的な瞬間のスローモーション・リプレイは、プロの野球やサッカーなど大規模なテレビ中継では欠かせない映像演出です。しかしながら、リプレイ映像の挿入に必要な機器は、スタジアムや放送局向けの高価なものが多く、操作には複数の専門の技術者を要するため、中小規模のライブ配信現場に導入するには難しい面がありました。

今回発売する『P-20HD』は、手ごろな価格でありながら、これまでにない簡単な操作でスローモーション・リプレイを可能にする映像機器です。ホームランを打つバッターのスイング、ゴールを決めるシュートのシーンなど、スポーツの決定的な瞬間を指定して抜き出し、リアルタイムでリプレイ映像の挿入を実現。予算やスタッフの人員に限りがあるライブ配信の現場でも、印象的な映像演出で視聴者の満足度を高めることができます。近年市場が拡大を続けているeスポーツ大会のライブ配信にも最適です。



・録画を継続しながら、任意のシーン抜き出して再生できるインスタント・リプレイ機能

スポーツの決定的な瞬間の映像を抜き出して、リアルタイムでスローモーション・リプレイができます。抜き出した映像を「クリップ」として登録すれば、後からすぐに呼び出せるほか、複数のクリップをまとめて再生する「プレイ・リスト」の作成も可能です。



・専門的な知識がいらない、使いやすい設計と簡単な操作

一人のオペレーターだけで、直感的でシンプルな操作が可能。大型のジョグ/シャトル・ダイヤルの操作で、早送りと巻き戻しが滑らかに行えます。再生や一時停止などは、専用のボタンで素早く操作でき、ミスを防ぎます。さらに、スローモーション映像の再生速度は、スピード・レバーで細かく調整可能。また、カラー液晶ディスプレイの搭載で、映像確認や各種設定が本体のみで行えます。



・さまざまな場面や用途で活用可能

ライブ配信以外にも、幅広い用途で活躍します。例えば、スポーツ選手のトレーニング中のフォーム確認や、プレイ分析のほか、ダンス・パフォーマンスの確認にも最適です。また、入出力端子には、映像信号を変換・最適化して出力するスケーラー機能を内蔵。別途コンバーターを用意する必要がなく、幅広い機材のセッティングにも柔軟に対応できます。



製品プロモーション動画: https://youtu.be/8ZtwwE23uMo



●こんな方にオススメ

・スポーツのライブ配信を手掛ける映像制作会社やeスポーツ大会の運営会社

・フォームやパフォーマンスの確認、プレイ分析などにスロー映像を使用したいスポーツ関係者、ダンサーなど



●ここがポイント

・これまでにない低価格と簡単な操作で、スポーツのライブ配信にスローモーション・リプレイの演出を加えられる新しい映像機器





■製品概要

品名/品番:ビデオ・インスタント・リプレイヤー/『P-20HD』

価格 :オープンプライス

発売時期 :2021年春

初年度販売台数(国内/海外計):2,000台





■スローモーション・リプレイをライブ配信の映像演出に導入

『P-20HD』では、録画メディアにSDカードを採用。録画を継続しながら、録画済み映像の特定の部分を抜き出し、インスタント・リプレイができます。さらに、試合のハイライトになる場面を選択して、「クリップ」として登録すれば、いつでもすぐに再生することができます。

また、複数のクリップをまとめた「プレイ・リスト」を作成し、指定した順に再生することも可能。別途、パソコンのビデオ編集ソフトに取り込む作業の手間はなく、『P-20HD』本体だけで簡易編集が行えます。さらに、「V-60HD」などのビデオ・スイッチャーと組み合わせて使用することで、ライブ配信番組のエンディングに、試合のダイジェスト映像を流す演出も実現できます。





■使いやすい設計、簡単な操作でシンプルな映像制作環境を実現

プロ・スポーツの中継や映像演出では、専門の技術者が複数人でリプレイ作業を担当することが一般的ですが、『P-20HD』を使用すれば、1人のオペレーターだけで、クリップやプレイ・リストの作成、スロー再生などの操作を簡単に行うことができます。

『P-20HD』は、本体のトップ・パネル上に集約されたボタンやスイッチで、シンプルで直感的な操作を実現。スムーズに作業できます。再生や一時停止、マーカーへのジャンプなどの操作は、専用のトランスポート・ボタンを押すだけ。素早く操作でき、ミスしにくい設計です。リプレイや映像編集の際には、早送りと巻き戻しが滑らかに行えるジョグ/シャトル・ダイヤルの操作で、必要なシーンを素早く見つけ出すことができます。また、スピード・レバーを上下することで、リプレイ映像の再生速度の調整が可能です。

『P-20HD』には、プレビュー用のカラー液晶ディスプレイを搭載。ディスプレイ左上に現在のビデオ入力(ライブ・イン)が表示されるほか、録画中の映像の長さ、SDカードの空き容量などの情報も表示されます。ディスプレイ右上には再生中の映像が表示されるほか、ビデオ・クリップや、プレイ・リストなどの準備状態も確認でき、各種設定がわかりやすくスムーズに行える設計です。





■さまざまな場面、用途で活躍する高い汎用性

『P-20HD』は、他の映像機器との接続を、目的に応じて柔軟に行えます。HDMI入力は2系統を備えており、それぞれの映像を合成して録画することもできます。各系統にスケーラーが内蔵されているので、さまざまなフォーマットの信号をコンバーターなしで入力可能。幅広い映像制作システムに組み込むことができます。

『P-20HD』の録画フォーマットには、汎用的な「H.264」を採用。低ビットレートでも高品質を保ち、小さいファイルサイズで高画質な映像を実現します。「H.264」は、さまざまな動画共有サービスやビデオ編集ソフトで利用でき、『P-20HD』で制作したファイルを、変換する手間なくそのままアップロード、編集することが可能です。

『P-20HD』は、電子楽器メーカーであるローランドならではの音声機能も搭載。音声入力はHDMIとアナログRCAに対応し、ヘッドホン・ジャックも備えています。さらにイコライザー、リミッター、ディレイなどのエフェクトも内蔵し、音質の補正や、音声と映像の同期を調整することができます。





■製品写真



画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/234262/LL_img_234262_2.jpg

『P-20HD』使用イメージ



画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/234262/LL_img_234262_3.jpg

ビデオ・スイッチャー「V-60HD」(左)と組み合わせて より高度な映像演出を実現



画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/234262/LL_img_234262_4.jpg

幅広い操作を本体だけで行える、シンプルで使いやすい設計



画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/234262/LL_img_234262_5.jpeg

『P-20HD』トップ・パネル



画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/234262/LL_img_234262_6.jpeg

『P-20HD』フロント・パネル



画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/234262/LL_img_234262_7.jpg

『P-20HD』リア・パネル



『P-20HD』

外形寸法:265(幅)×216(奥行)×87(高さ)mm

質量 :2.1kg(本体のみ)

付属品 :ACアダプター、電源コード





※製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0888/ よりダウンロードいただけます。

※製品の詳細につきましては、ローランド・ホームページにてご確認ください。 https://proav.roland.com/jp/products/p-20hd/

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情報提供元: @Press