『モテたい理由』『愛と暴力の戦後とその後』などの評論で世の中に問いかけてきた作家、赤坂真理さんが、6年ぶりとなる新書 『愛と性と存在のはなし』を11月10日にNHK出版より刊行、出版を記念して同日に新宿ロフトプラスワンでイベント(会場参加・オンライン配信)を開催します。

本書では「セクシュアル・マイノリティ」「LGBT」「性同一性障害」から「セクハラ」「草食男子」など既成の言葉では語りきれない人間存在の豊かな姿を、戦後日本という歴史的な空間軸での社会批評と、赤坂さん自身の切実な生の探求とを融合させて描いています。



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【女と男から、女か男に生まれた、すべての人に〜『愛と性と存在のはなし』トーク】開催概要

■日時:2020年11月10日(火)18:30開場 19:00開始

■会場:新宿ロフトプラスワン

■チケット:会場参加(※限定50名様)¥2,000(別途ドリンク代¥600)

配信視聴¥2,000※購入受付期間:11/24(火)21:00まで



『愛と性と存在のはなし』〜女と男から、女か男に生まれた、すべての人に : https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/158895



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【赤坂真理さんプロフィール】

東京生まれ。高円寺育ち。少しアメリカ育ち。90年に別件で行ったアルバイト面接で、アート誌『SALE2』の編集長に任命される。同誌に寄せた小説が文芸編集者の目に留まり、95年に「起爆者」で小説家デビュー。代表作に、寺島しのぶと大森南朋主演で映画化もされた『ヴァイブレータ』、『ミューズ』(野間文芸新人賞)、アメリカで昭和天皇の戦争責任を問われ惑う少女を通してこの国の戦後を描いた『東京プリズン』(毎日新聞文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部賞)が大きな反響を呼び、戦後論の先駆けとなった。

大きな物語と個人的な物語は関連するという直感を持ち、社会と個人を結ぶ、批評と物語の中間的作品にも情熱を持つ。そうした作品に『モテたい理由』『愛と暴力の戦後とその後』など。本作もそうした系譜の作品のひとつであるといえる。



【慧梨香さんプロフィール】

SMの世界で15年間、人間の裏・表を見てきたパートナーシップのスペシャリスト。

幼少期に父が亡くなり、その後現れた男性達が暴力的だったことから、男性不信に。

29歳で、このまま男性を知らずにいていいのかと思い悩み、夜の世界へ飛び込む。たまたま求人のあったところがSMクラブだったことから、『女王様』となる。

一方で、幼い頃から『女性を笑顔にしたい』という思いがあり、性別を問わず人を愛するようになる。

現在は著名な緊縛師である志摩紫光氏と共に、女性の心を解放する『縄セラピー』を開催する他、女性を笑顔にするための活動や、セクシャリティやパートナーシップへの悩み相談も行なっている。



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『愛と性と存在のはなし』

発売日 : 2020/11/10

新書 : 256ページ

ISBN : 978-4140886403

出版社 : NHK出版



情報提供元: @Press