画像1:脱人間論


画像2:執行草舟

戸嶋靖昌記念館(所在地:東京都千代田区)の館長であり確たる死生観を持つ著述家として有名な執行草舟が講談社の既刊『生くる』『友よ』『根源へ』に続く文明論を2020年10月22日(木)に出版いたしました。

目前に迫った人類危機(気候変動、AI進出、ウイルス禍)を乗り越えるには「現人間」を脱する以外にない。それを果たす生き方について本書に記しています。



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画像1:脱人間論



本書は、執行草舟があらゆる角度から人間を問うた500ページを超える大著で、行き過ぎたヒューマニズムに翻弄され、本来の人間としての躍動を失った現代人。そんな私たちには、もはや現代の「人間」観を捨て去り、「ただ独りで生き、ただ独りで死ぬ」道しか残されていない。物質万能の苦しい時代に、もう一度「魂」を本然とする人間を取り戻すための思索に貫かれた、警世と希望の一冊です。



帯文:我々は今、「人間の腐蝕」という時代を生きている。肉体が人間を滅ぼしていくのを、我々は見るだろう。人間とは、魂なのだ。人間は、ただの生き物ではない。肉体が朽ちる時、人間の復活が始まるに違いない。





【概要】

■タイトル:脱人間論

■発売日 :2020年10月22日(木)

■著者 :執行草舟(しぎょう・そうしゅう)

■定価 :本体2,530円+税

■ページ数:500ページ

■発行 :株式会社講談社



全国各書店・オンラインストア(Amazon、楽天、hontoなど)で販売開始





【内容紹介】

【第一章 人間の出発】人間とは何か/人間を忘れた「人間」/認識がすべての始まり/神とは何か/愛は苦難を伴う/文明の本質 etc.

【第二章 人間の証明】大衆は審判者か/魂の宿るもの/肉体は器/差別が文明を創った/愚かさは強い/逆説に生きる etc.

【第三章 人間の本源】不可能なものが欲しい/狂気と人間/青春の苦悩はもはやない/反幸福のすすめ/過酷さと優しさの均衡 etc.

【第四章 人間の歴史】神の模倣/性と暴力/悪徳の始まり/無駄が人間なのだ/畏れは知識のはじめ/肉体を拒絶する何ものか etc.

【第五章 人間の超克】魂と肉体の興亡/生は未完の死/逆さまに生まれた人間/愛は所有しない/「負い目」と発展 etc.

【第六章 人間の面目】面目とは何か/レデー・メードの死/不平等に敬意を/武士道とキリスト教の融合/宗教の終わりetc.

【第七章 人間の未来】名前を持つこと/全員一致の嘘/正気という無気力/人間は地球の黴/人間は何かに宿る etc.

【第八章 人間の終焉】人間という傲慢さ/AIの告げること/善とは何か/ただ独りで生き、ただ独りで死ぬ/絶点を想え etc.





【著者情報】

■著者:執行草舟



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画像2:執行草舟



■プロフィール

執行草舟 しぎょう・そうしゅう

昭和25年東京都生まれ。立教大学法学部卒業。実業家、著述家、歌人。独自の生命論に基づく事業を展開。戸嶋靖昌記念館館長。執行草舟コレクションを主宰。蒐集する美術品には、安田靫彦、白隠、東郷平八郎、南天棒、山口長男、平野遼等がある。洋画家 戸嶋靖昌とは深い親交を結び、画伯亡き後、全作品を譲り受け、記念館を設立。その画業を保存、顕彰し、千代田区麹町の展示フロアで公開している。日本菌学会終身会員。

主な著書に『生くる』『友よ』『根源へ』(以上、講談社)、『孤高のリアリズム』『生命の理念』I・II(以上、講談社エディトリアル)、『「憧れ」の思想』『おゝポポイ!』『現代の考察』(以上、PHP研究所)等がある。



著作一覧: http://shigyo-sosyu.jp/production/index.html





【団体情報】

■団体名 : 戸嶋靖昌記念館

■代表者 : 館長 執行草舟

■本社所在地: 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-10

■URL : http://shigyo-sosyu.jp/index.html

■事業内容 : 美術・出版活動(非営利事業)

情報提供元: @Press