株式会社 理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲、以下 理経)は、地震体験車(以下 起震車)にVR映像を連動させた「VR地震体験システム」を開発し、東京都練馬区で採用されたことを発表いたします。



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【導入背景】

30年以内に首都圏直下型地震(マグニチュード7クラス)が発生する確率は、約70%と言われてる昨今、各自治体でさまざまな防災への取り組みが行われています。地震による揺れを擬似体験できる起震車もその一つです。家具の転倒や物の落下などによる負傷被害をリアルに体験するため、起震車の揺れのなかでVR映像を連携させる方法があります。しかし起震車の動きとVR映像のタイミングを合わせることが困難といった実運用面での課題がありました。

弊社は、この課題を解決するべく、起震車の体験開始ボタンに連動してVR映像を再生し、振動とVR映像のずれを解消する仕組み、さらに複数のVRゴーグルを同時に制御できる「VR地震体験システム」を開発しました。これにより、多くの方が容易に、よりリアルな体験で防災意識の向上を図ることが可能となり、練馬区様で採用いただきました。

【特徴】

・起震車の操作ボタンで制御

本システムは起震車のスタートボタンにVR映像を連動させています。再生・停止などの操作は、起震車の操作ボタンで制御が可能です。

・子供から大人まで複数人の同時体験

大人用(13歳以上)・子供用ゴーグルを複数台同時に制御可能なシステムを開発。年齢を問わず体験することが可能です。

※子供用のVRゴーグルは、実運用を考えて理経が独自に開発。

・起震車の揺れとVR映像の融合

VRの映像コンテンツは、3つの実写映像(キッチン・ダイニング、学校の教室、屋外)の体験が可能です。体験終了後、地震の際の行動や事前の備えとしての対策など、映像を見ながら学習することも可能です。また起震車と連動したオリジナルコンテンツも制作可能です。

※VR映像コンテンツは、起震車の開発を手掛ける飛鳥特装株式会社様より提供。

【今後の展開について】

今後は地震に限らず、理経がこれまでに開発した火災や水害のコンテンツを起震車でも体験可能にするなど、ラインアップを増やしていく予定です。

本システムは起震車以外の場所でも体験が可能な構成となっており、種類の異なるVRゴーグル、大人用・子供用ゴーグル、VRゴーグルとタブレット端末などを組み合わせることで、さまざまな環境での利用が可能になります。引き続き、VRをはじめとした最新のデジタル技術を連携させたソリューションを、官公庁に向けて提案していきます。

【株式会社理経について】

株式会社理経は1957年設立のIT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーです。

システムソリューション(教育機関向け事務系システム、製造業向け3次元機械CADソフトウェア、民間企業向けデジタルマーケティングツール、情報セキュリティソリューション、VR/ARコンテンツ、IoTシステムなど)、ネットワークソリューション(衛星通信及び放送用伝送システム、地方自治体向けの各種防災情報伝達システム、高速長距離無線LANシステム、ネットワークアクセスシステム、ファイル送受信システムなど)、電子部品及び機器(マイクロ波部品、RF測定器、電力系統解析システム、材料・接着剤、防衛・災害救護用機材、その他各種電子部品及び機器など)の分野で、世界の最先端技術・先進的な製品を核とした多彩なソリューションを提供しています。

所在地    : 〒163-0535 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル

資本金    : 34億2,691万円(2020年3月末日現在)

代表者    : 代表取締役社長 猪坂 哲

事業内容   :・システムソリューション

        ・ネットワークソリューション

        ・電子部品及び機器

URL    : http://www.rikei.co.jp

Twitter   :https://twitter.com/rikei_pr

※その他記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社理経 新規事業推進室 成松          

TEL: 03-3345-2146 FAX: 03-3345-2166

E-mail: xsg@rikei.co.jp

製品ページ:https://www.rikei.co.jp/product/669/



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