覚悟を決めると楽になる 表紙


右から秋山氏、著者、小橋氏、友野氏


著者近影

株式会社知道出版(所在地:東京都千代田区、代表取締役:鎌田 順雄)は、株式会社北井地所グループ 代表取締役の北井 孝英氏が執筆した新刊『覚悟を決めると楽になる』を8月13日(木)に発売いたしました。



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覚悟を決めると楽になる 表紙



■内容

漢・北井!社長・北井!ついに書籍に参上!多くのプロレスラーや業界の人々から「アニキ」「BOSS」「社長」と親しまれ、地元・横浜でも大きな存在感を放つ著者のこれまでベールに包まれていた半生と生き方がついに明かされる!ありえない環境下での壮絶な幼少期の体験。強くなりたい一心でキックボクシングに没頭。30人の不良に囲まれた高校時代……。そんな中で身に付けた「圧」と「北井流怒りの交渉術」。誰にも負けない!覚悟を決めて生きていけ!圧倒的なオーラと圧をまとい、力強くいきるための方法が学べる一冊です。小橋 建太(株式会社Fortune KK代表)、秋山 準(プロレスラー)、友野 英俊(放送作家)と著者の豪華座談会&森咲 智美(グラビアアイドル)との対談も収録。





■目次

・はじめに

・第1章 怒りを力に変える

・第2章 不条理から身を守れ!

・第3章 プレッシャーの基礎技術

・第4章 覚悟ができると楽になる

・第5章 覚悟を決める座談会

・『覚悟を決めると楽になる』刊行記念特別座談会

小橋 建太(株式会社Fortune KK代表)

秋山 準(プロレスラー)

友野 英俊(放送作家)

北井 孝英(著者)

・特別対談 森咲智美(グラビアアイドル)×北井 孝英(著者)

・おわりに





■書籍概要

タイトル: 覚悟を決めると楽になる

著者 : 北井 孝英

価格 : 1,300円+税

発売日 : 2020年8月13日

ページ数: 224ページ

発行元 : 知道出版

URL : http://chido.co.jp/books/1339/





■書籍内容(第5章より一部抜粋)

『覚悟を決めると楽になる』の刊行を記念して、私、北井が日頃よりお世話になっている小橋 建太さん(株式会社Fortune KK代表)、秋山 準さん(プロレスラー)、友野英俊さん(放送作家)の3名に集まって頂き、パワー溢れる座談会を開催しました。



●自分の中のエネルギーのような何かをうまく使う

北井:皆さんそれぞれ私の印象をありがとうございました。ところで、事前に読んでいただいた本書の感想はどうでしたか?

小橋:読んでいると、北井さんを見ているまんまだな、そう思いました。

北井:自分としては思うところがうまく伝わっているかな、と気になっていました。

友野:第2章の少年時代の家庭のこととか凄かったですね。

北井:第2章ですか、正直あまり出したくない所だったので、実はかなり削りました。

友野:北井さんの色んな背景を知って、逆に身近に感じました。

北井:自分では、何だか恥ずかしいんですけどね。

小橋:いや、もっと色々書いてほしかった。

友野:もっと書いてほしかったですね。

秋山:若い頃のこととか(北井さんの)お父さんのこととか全然知らなかったので、こういう事あったんだなって。まあでも喧嘩の事とかは、社長を見ているとだいたい想像ができるんですけど(笑)。

小橋:この書籍の本文に、自分の中のエネルギーみたいな何かが悪い方にいくとよくないけど、それを良い方に向けて、それをさらにパワーに変えて前に進む、ということが書いてあって。本当にその通りだよなと。それに喜怒哀楽で怒りが1番のパワーになる、と書いてあって。自分も「GRAND SWORD」っていうテーマ曲があるんですよ。それを作ってもらう時に、喜怒哀楽を入れて欲しいって言ったんですよ。喜怒哀楽の中で怒りが一番強いって思ってたんで。この本の中で北井さんが全く同じことを言っていて。そうだよなぁと。



●高校生の時にいっぺんに30人倒した

小橋:高校生の時に30人倒した話を聞きたいです。

北井:あれは2年生の時ですね。でも私、ほとんど何も手を出してないんですよ。いきなり押さえつけられたんです。いっぱい。10人ぐらい乗っかってきて。

小橋:10人の不良に乗っかられる!?

北井:はい。当時は何か、もみあげ切るのが流行っていて。私はもみあげがあったんで、それをカミソリで切ろうとしたんですね。大人数で体を押さえつけられて。びっくりはしました。何とか全員をはらいのけて。無意識に構えて、何人かにちょっとは手か足かを出した、そんな感じなんですが、そしたらその後、バーっといなくなっちゃって。

秋山:それは1番強い奴を倒したからなんですかね?

北井:はい、その中では、ですね。1番悪いというか強い2人っていうのがいたんですけど、その現場にはいなかったんですよ。あとから来て、どうしたのって、こんなんだったよ、と。そしたら、わかったって言って。

秋山:その場で2人とも北井は強い、みたいに認識したんでしょうね。

北井:かもしれません。それから誰も絡んでこなくなりましたね。私が電車乗ると誰もいなくなっちゃうんですよ。うちの高校の生徒が電車に乗っても、学校名が鞄に書いてあるんですけど、他校の生徒、本当に誰もいなくなるんですよ。私の影響?で。座れるからいいんですけど。

秋山:座れたからいいんですけどって(笑)。

北井:そんな学校でした。まあ先生も先生でしたね。ケンカして負けると、坊主だ、とかね(笑)。



●圧の存在を知った時の衝撃

秋山:そんな凄まじいレベルのケンカをしてたんですね。それで、圧をかけるかけないっていうのはその時には意識されてたんですか?

北井:あの当時は意識はしてないですね。あったかも知れないですが、まだわからなかったです。

秋山:自分で圧をかけるのを意識するようになったのはいつごろですか?

北井:本文に書いたんですけど、実の父親が警察の安心安全まちづくりっていうのの初代代表になったんですよ。そこで挨拶することになって。

その時自分は割と父親と心の距離が近くなってきていて、半日休んでたまには聞いてみようかなと。

小橋:警察署長の前で話をするとかそれだけで驚かされますけど。どんな感じだったんですか?

北井:それが、全然いつも喋っている父親じゃないんです。警察の関係者、議員さん、関係者、強面集団が硬直しちゃってるんですよ。自分が行ったら、北井会長さんの息子さんですよね、こちらへ!みたいな扱いで(笑)。

小橋:すごいですね!

北井:一番うしろで聞いてたんですけど、何がそんなみんなを固まらせてるんだろうと思ってもわからなくて。でも、気がついたんです、父親の雰囲気が異様なことに。

友野:雰囲気が異様、ですか?

北井:そうなんです。何だこの人っていう、他人みたいでしたね。絶対いつもの父親と思えないような。その時から何なんだこれは、とずっと思ってたんですよ。父親は柔らかいような圧をかけてくるんですよね。ガッていうんじゃない、強い圧じゃないことが多い。

小橋:みんなを納得させるような、そういう柔らかい圧を感じたんですね。

北井:圧が凄過ぎて、私も話の内容が全然頭に入ってこなかったです。何だこの圧倒的な感じはって思うんですけど、話が長いんですよ、あの人は(笑)。

話が長くて、もうめんどくせえなと思っていても、雰囲気が凄いのでピリピリしちゃってて動けない。でも壇上の父親、別に怒ってる訳でもないしな、何なんだこれって。

小橋:それが圧との出会いだった訳ですね。

北井:それで意識し始めましたね。でも帰って父親にあれは何なんだって聞いてみても、別に何も言わないし。帰るともういつも通りに戻るし。

小橋:何か変わるんですか?家に帰ると?

北井:家に変えるとただの農家のおじさんです。そこら辺にいるおじさん。近所のおばあちゃんと話ししたり。いいおじいさんですよ。

小橋:そこら辺にいるおじさんですか。

北井:ちょっとひねくれてましたが。それから父親を意識的に見るようになったんですよ。でも普段は本当に何にもしてなくて、おかしいなと思って。



●圧倒的で不思議な力

友野:また圧を見る機会はあったんですか?

北井:それからはよく見ましたね。気をつけて見ていたんで。あ、でも圧とは違うのかも知れませんが、ある時、父親が庭の竹林の中の1本の凄い太い竹を、斧で2回振り下ろして切ったんですよ。結構太い竹だったんですけど、2回で切っちゃって。その後私がどんなにやっても、5,6回は振り下ろさないと切れないのに。

小橋:竹を2回で切っちゃうのはすごいですね。

北井:とにかくそれをスパっとやっちゃう。完全に力抜いてるんですよ。この人、本当に不思議な人だなって思いながら、見るようになりました。

友野:5、6回で竹を切るのも中々出来ることでは無いと思いますが……。

北井:あれは父親がどうやっていたのか、未だにわからないです。父親の斧がよく切れるのかなと思って、同じようにやっても全然切れないんですよ。いくらやってもささくれになるだけで(笑)。

小橋:力じゃないんですね。

北井:はい、何かイメージを持っていたんでしょうね。あの人はそういうものをうまく使ってたなっていうのはわかったんです。でも答えを聞く前に死んじゃった。

小橋:北井さんにとっては、たくさんの学びをくださる人だったんですね。

北井:ある意味そうだったかも知れません。でもあの人でも苦手な相手もいたみたいですね。そういう時は自分にやれ、と。酷いですよね(笑)。でも私は普段は穏やかな父親とは違っていて、ガーっと怒ってすぐケンカにしちゃってたんで。その頃は、ですけどね。





■著者プロフィール

北井孝英 Takahide Kitai

中央大学法学部政治学科通信教育課程中退。

ウエイトトレーニングを15歳より開始。後に独自のトレーニング法を考案。

某レーシングスクールオーディションにて250名中1位で通過。その後、自動車レース参戦。

モデル・タレント業を経て現在、株式会社北井地所グループ 代表取締役。株式会社KITAI OFFICE代表取締役。

プライベートトレーニング GYM K.O.GYM“pro”代表。愛称に社長、アニキ、BOSSなど。

一般社団法人日本キッズヨガ協会監事。オール神奈川アームレスリング連盟会長。全日本プロレスオフィシャルスポンサー。2019ミスジャパン 上席理事審査員等。

情報提供元: @Press