ソリューションの仕組み

クロス・ヘッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根 尚、以下 クロス・ヘッド)は、株式会社DataClasys(本社:東京都千代田区、代表取締役:曽我 祐二郎、以下 DataClasys)のファイル暗号化ソリューションである「DataClasys(データクレシス)」(以下 DataClasys)と、株式会社オレンジソフト(本社:東京都品川区、代表者:日比野 洋克、以下 オレンジソフト)のメール誤送信対策ソリューションである「BRODIAEA safeAttach(ブローディアセーフアタッチ)」(以下 safeAttach)との連携ソリューションの提供を開始します。2製品を連携させる事により、テレワーク環境でのファイル共有における情報漏洩対策と利便性確保のいずれも実現します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/220591/LL_img_220591_1.jpg

ソリューションの仕組み



○背景

昨今、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として在宅勤務等のテレワーク導入が進んでいます。しかしながら、緊急事態宣言発令に伴う外出自粛要請を契機に急遽テレワークを導入・実施した企業では、十分な準備期間を確保できず、セキュリティ対策が不十分になっている可能性があります。警察庁の2020年3月5日発表によると、警察庁で検知したサイバー攻撃関連の疑いがある不審アクセス件数は1日・1IPアドレス当たり4192件と、昨年比約1.5倍に急増しています※。この状況からテレワーク環境においてもセキュリティ対策は必須であり、中でもサイバー攻撃からデータそのものを守る「ファイル暗号化」は有効なセキュリティ対策となります。しかしながら、セキュリティ対策は強固にするほど利便性が失われがちです。

ファイル暗号化も自社内に限定して運用する場合は支障ありませんが、ひとたび添付ファイル付きメールを外部送信しようとすると、ファイルは外部に出ても暗号化されているため、そのままでは受信側でファイルを参照できず、利便性が低下します。対策としてメール添付時にファイル暗号化を解除(復号)してしまうと、今度はセキュリティ対策レベルが大幅に低下します。この状況に対しこのたびクロス・ヘッドでは、ファイル暗号化機能を有するDataClasysと、メール誤送信防止機能を持つsafeAttachを連携させることにより、セキュリティ対策レベルを低下させることなく暗号化された添付ファイル付きのメールを安全に送信し、かつメール受信側の利便性も確保する新たな連携ソリューションの提供を開始します。

これにより、テレワーク環境におけるファイル利用の情報漏洩対策と利便性の両立を実現します。



※出典:広報資料 令和2年3月5日 警察庁「令和元年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」

https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R01_cyber_jousei.pdf





○サービス概要

DataClasysは独自の暗号化・DRM技術を元に開発された国産の機密情報保護・情報漏洩対策製品で、情報の重要性に基づいた「機密区分」を設定の上、あらゆるファイルを「ファイル単位」で暗号化します。このとき、ファイルは暗号化された状態のまま様々なアプリケーションで利用可能です。また、DataClasysのオプション製品であるMailProxyは、DataClasysによりメール添付を許可されたユーザーが添付ファイル付きメールを送信する際に、暗号化された添付ファイルを自動復号します。これにより、DataClasysで暗号化されたファイルが復号されているため、メールを受け取る側も参照が可能となります。

一方、safeAttachはメールの添付ファイルを自動でパスワード付き圧縮ファイル(zip形式)に暗号化する機能やメール保留、添付ファイルURL化など送信メールに対して誤送信対策が行える国産の製品です。safeAttachはファイル圧縮および暗号化と、パスワードの生成・通知機能を有します。この2製品を連携させることで、日頃はDataClasysを利用しファイル単位の暗号化による強固なセキュリティ対策を施しながら、添付ファイル付きメールの送信の際には、MailProxyで添付ファイルを自動復号し、safeAttachで再びパスワード付き圧縮ファイルに暗号化してメール送信の上、添付ファイル参照用のパスワードも生成およびメール送信することができます。

DataClasysを利用する送信側からは暗号化を意識せずに添付ファイル付きメールを送信し、受信側では添付ファイル付きメールと、添付ファイル参照用のパスワードが記されたメールを受け取ります。この間、利用者はファイルの暗号化・復号を意識する必要はなく、強固な暗号化ファイル運用と、外部に対する安全な添付ファイル付きメールの送信が行えます。なお、DataClasysおよび、そのオプション製品のMailProxyはオンプレミス製品としてご提供します。連携するsafeAttachはクラウド版、アプライアンス版、仮想アプライアンス版からお選びいただけます。





○サービス紹介ページ

https://www.crosshead.co.jp/products/security/data_safe/





○価格/仕様

製品/サービス :お問合せ下さい

導入支援 :お問合せ下さい

コンサルティング:お問合せ下さい





○エンドースメント

本リリースにあたり、株式会社DataClasys様、株式会社オレンジソフト様よりエンドースメントを頂戴しています。



株式会社DataClasysは、クロス・ヘッド株式会社との協業による、ファイル暗号化システム「DataClasys」とメール誤送信防止ソリューション「safeAttach」との連携を心より歓迎致します。

本連携により、日々発生しているセキュリティインシデント対策として必要不可欠であるファイル暗号化技術と、メール誤送信防止技術の相乗効果で、様々なお客様が抱える情報漏洩リスクを大幅に削減できると確信しております。

今後も両社の更なる連携により、お客様が抱える漏洩リスク対策を提案してまいります。



株式会社DataClasys

営業本部長 長友 学





クロス・ヘッド株式会社が提供する株式会社DataClasysの暗号化システム「DataClasys」と株式会社オレンジソフトのメール誤送信防止システム「BRODIAEA safeAttach」との連携ソリューションを心より歓迎致します。

本連携により、強固なファイルセキュリティを実現するだけでなく、利便性を高めることが可能となり、多くのお客様のファイルセキュリティ課題を解決できるソリューションであると確信しております。

今後も両社とのパートナーシップを通じ、テレワーク環境におけるファイルセキュリティの最良ソリューションを提案してまいります。



株式会社オレンジソフト

セールスマネージャー 小山 拓





○クロス・ヘッドについて

クロス・ヘッド株式会社は、クラウドサービスを最大限活用することでビジネスの生産性向上を実現するITソリューションカンパニーです。グローバル化やボーダーレス時代における競争力の維持・強化、ダイナミックに変貌するプロジェクトチームのパフォーマンス向上、多様化する社員の柔軟な働き方の実現等、様々な経営課題を情報技術と人(プロフェッショナル)によって解決します。



本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3

恵比寿ガーデンプレイスタワー27F

代表者 : 代表取締役社長 関根 尚

事業内容 : ソリューション事業(IT基盤のコンサルティング、設計、構築)、

プロダクト事業(海外IT製品の輸入・販売・サポート)、

エンジニアサービス事業(ネットワークエンジニア常駐派遣)等

オフィシャルサイト: https://www.crosshead.co.jp/

資本金 : 3億9,500万円

従業員数 : 384名(2020年4月1日現在)





* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

情報提供元: @Press