SPACE WALKERは、“飛行機に乗るように誰もが気軽に宇宙を往還できる未来の実現”に向けて有人宇宙飛行を目指している2017年12月に創業した宇宙ベンチャーとなります。創業者の米本浩一氏は東京理科大学理工学部機械工学科の教授で、これまで文部省宇宙科学研究所(現JAXA)の有翼飛翔体「HIMES」や宇宙往還技術試験機「HOPE-X」などの国家的宇宙プロジェクトに携わってきたエキスパートです。現在SPACE WALKERが開発に取り組んでいる有翼かつ再使用型のロケットは、使い捨てロケットが主流の宇宙輸送の常識を変え、安くて・早くて・安全な宇宙輸送手段の確立に資するものとなります。
協賛の経緯は、30年以上も前からロケット開発にかけてきた米本教授や日本の宇宙科学発展に多大なる貢献をされた長友信人先生はじめ、その弟子の方々や仲間達の魅力的なストーリーが詰まった本プロジェクトの概要を知り共感したことによります。現在gaabooの活動するIT産業においては米国企業が圧倒的な覇権を握っている状況となりますが、宇宙産業において日本の培ってきたロケット開発技術が生かせる民間企業による輸送手段の成功があれば日本が世界をリードできると感じ、gaaboo社の社名の由来でもある「Go Above And Beyond(期待を超える)」の経営理念に即した「期待を超えるプロジェクトだ」なことから、SPACE WALKERの設立前後からの可能な支援を行ってまいりました。