株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市南区豊成2-7-16、社長:松田 敏之)は、2020年3月16日開催の取締役会において、ジャパンシステム株式会社(本社:東京都渋谷区代々木1-22-1 代々木1丁目ビル、社長:川田 朋博)のセキュリティ事業を譲り受けることを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。





1. 事業譲受の経緯・目的

今後、AI(人工知能)やIoT(Internet of Things)など先進的な技術を活用したビジネス変革を実現する、デジタルトランスフォーメーションに取り組む企業の増加を見据え、当社では、データセンターを増築し(2020年夏竣工)、クラウド事業の拡大を図っています。同時に、多様なお客様ニーズへの呼応と安全性の確保のため、セキュリティ事業を強化中です。

ジャパンシステム株式会社のセキュリティ事業は、自社開発セキュリティ・ソリューションである「ARCACLAVIS」を中心に多様なセキュリティ製品を有しており、個人情報保護法、マイナンバー制度への対応、自治体様向け情報システム強靭化モデルへの取組みのほか、官民・業務問わず豊富な導入実績を持ち、高い商品力、技術力を保有しています。

昨年12月の基本合意を踏まえ協議を重ね、当社への事業譲受により、事業シナジーと継続的な事業成長が期待でき、ジャパンシステム株式会社のセキュリティ・ソリューションご利用のお客様にも、当社のサービスをご利用のお客様にも共にメリットがあると判断し、事業譲受の運びとなりました。





2. 事業譲受の概要

(1)譲受対象事業 :ジャパンシステム株式会社が行うセキュリティ事業

(事業規模:6億13百万円/2018年度売上高)

従業員数 30人

*両備システムズ東京本社、大阪支社にて現状のまま引き継ぎ

(2)事業譲受日 :2020年3月31日(予定)





3. ジャパンシステム株式会社 概要

(1)所在地 :東京都渋谷区代々木1-22-1 代々木1丁目ビル

(2)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 川田 朋博

(3)事業内容 :セキュリティ事業、エンタープライズ向け事業、

公共向け事業

(4)売上高 :94億62百万円/2018年度

(5)資本金 :13億2百万円

(6)設立年月 :1969年6月





4. 事業譲受を踏まえた今後の事業展開

・クラウドサービスのセキュリティラインナップ強化

・各業種ソリューションとの連携強化

・セキュリティ技術者の育成強化

・生体認証等の需要拡大、AIとの組み合わせによる訴求力強化

・セキュリティ事業顧客への当社他サービス展開

・ジャパンシステム様との連携強化による販売チャネル活用、等

※ジャパンシステム様と今般の事業譲受を踏まえた販売店契約を締結し、従来以上にビジネス連携を強化します





5. 売上目標:3年後(2023年) 10億円





6. 譲受額:非公開





7. 株式会社両備システムズ 概要

(1)所在地 :岡山県岡山市南区豊成2-7-16

(2)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 松田 敏之

(3)事業内容 :行政、社会保障および民間企業向けの情報サービス、

システム構築、ITアウトソーシング、

データセンター事業、ソフトウェア開発 他

(4)売上高 :240億13百万円/2018年度(連結)

(5)資本金 :3億円

(6)設立年月 :1969年12月

情報提供元: @Press