このような背景からNEC、日教販、ロジカ式の三社は協力し、公教育と民間教育の両面からプログラミング教育を推進するための体制を築いていくことに致しました。まず公教育の分野においては、NECがGIGAスクール構想(注1)の実現に向けて4月より提供を開始するNEC教育クラウド「Open Platform for Education」を通じ、プログラミング教材「ロジカ式 for SCHOOL」の提供を春以降に開始する予定です。(注2)
「ロジカ式 for SCHOOL」には、学習指導案、先生向け授業ガイド、生徒用の書き込み式プリント、解説動画などがフルパッケージで含まれており、年内は通常の授業内で利用できるA・B分類の教材12コース(小学校の各学年2コースずつ×6学年分)と、授業外の課外活動などで利用できるC・D・E分類の教材20コースを提供予定です。
ひとりでも多くの教員の皆様にご利用いただけるよう、2020年度に限りこれらの教材すべてを無償で提供します。また「ロジカ式 for SCHOOL」を使った授業を行うための教員向け研修を希望される場合には、別途有償にて研修を実施します。
【民間教育における取り組み】
民間教育の分野においては、「ロジカ式 for SCHOOL」が導入された学校の校区内に、地元企業の協力を得ながら「ロジカ式」プログラミング教室を積極的に開講することを計画しています。「ロジカ式」プログラミング教室では“時代をリードする人財を育む”ことをテーマに、長年の新入社員研修ノウハウから生まれたプログラミング教育を通して、子どもたちにも社会人として活躍するために必要な教育を実施しています。