ウィンボンド・エレクトロニクスはセキュアフラッシュメモリソリューションのリーディングプロバイダーとして、“Security by Design”、外部攻撃に対して堅牢なRoot of Trust、セキュアブート、ファームウェアの機密性と正真性、セキュアな工場環境下でのデバイス初期化、およびセキュアなファームウェアアップデートのための第三者認定可能なセキュアストレージに注力しています。第三者認定を容易にするセキュアフラッシュメモリのサブシステムは、PSA認定チップとそのプラットフォームを拡張するとともに、より大容量なストレージを必要とするアプリケーションをサポートできます。
サイバーセキュリティ認証は、信頼とセキュリティに無縁であった製品、サービス、IoTのバリューチェーンとエコシステムプロセスに重要な役割を果たします。“Security by Design”は、多様なIoTのランドスケープにおけるセキュリティ上の懸念に対処するために必要不可欠なものです。PSA認定は、Armが設立したPlatform Security Architecture(PSA)の基盤に基づく独立したセキュリティ保証スキームであり、独立したセキュリティ評価を通じて信頼を構築することを目的としています。 PSA認定レベル2対応は、スケーラブルなリモートソフトウェア攻撃から保護するソリューションを実証するため、PSA Root of Trustの事前セキュリティ評価に基づく認定を意味します。
「以前から存在するオプション的なセキュリティ実装の時代は終わりました。これからは“Security by Design”に注目しながら準備・実装していくことにシフトしていきます。TrustME(R)W75FセキュアフラッシュメモリのPSA認定レベル2対応のセキュリティ評価でウィンボンドと協業できることを嬉しく思います。これは確実に、IoTデバイスに信頼性を付与する素晴らしい成果と言えます」