AGE(Advanced Glycation End Products)は糖とタンパク質が結合することによってできる物質(終末糖化産物)で、老化に関連する物質といわれており、加齢とともに体内に蓄積し様々な疾患や老化の進展に関与するといわれています。一方、聴力は加齢とともに低下すること、その低下は高い周波数ほど強く、年齢が上がるにつれて聞こえる音の高さの限界が徐々に下がってくることが知られています。今回の調査の結果からも、今まで知られていた通り、年齢と可聴域、年齢とAGE値の間に相関関係があることが示されました。