ルネサスのR-Car V3H、R-Car V3Mは、ディープラーニング専用のCNN-IPのみならず、画像認識エンジンであるIMP-X5を搭載しています。そのため、ディープラーニングによる物体認識と、人がルールを設定する従来の画像認識を組み合わせ、認識率を高めることにより、さらなる高信頼性のシステムを構築することも可能です。さらに、画像の絵づくりや認識処理向けにセンサ信号の変換処理を行うISP(Image signal processor:画像センサ信号処理エンジン)を搭載しているため、ISPを搭載していない廉価なカメラを用いてシステムを構成することにより、BOM(bill-of-materials)コストの低減が可能です。