2019年で137回を迎えるタヒチの伝統的な祭典「Heiva i Tahiti」。毎年6月中旬から7月中旬の約一ヶ月開催され、その期間は街中が花や緑で飾られ、いたる所で様々な催事が行われます。競技には、カヌーレース、槍投げ、フルーツ運び競争、石重量挙げ、ココナッツの早削り、タヒチアンダンスなどの種目があり、いずれも昔からタヒチアンの日常で行われてきました。その中でとりわけ人気なのがタヒチ島パペーテにあるトアタ広場で行われるダンス競技。200名前後のダンサーと20名ほどのミュージシャンが30メートル四方のステージで踊り演奏します。オテア、アパリマ、パオア、ヒビナウなど決められた踊りの構成を織り込みながら、それぞれのグループのテーマを表現していきます。
歌、コスチューム、ダンスなどカテゴリーごとの受賞を目指し、各グループとも競っていきます。
【プロダンスグループ「O TAHITI E」について】
O TAHITI E(オ タヒチ エ)はタヒチアンダンス界の重鎮「マルグリット ライ」が1986年に設立し、タヒチでも伝統的で尊敬を集めるタヒチアンダンスグループです。タヒチ最大の祭典「Heiva i Tahiti」で幾度となく優勝やその他賞を獲得。また、2000年にドイツハノーバーで開催された、万国博覧会にも参加するなど世界各地で活躍しています。
【Te Ra KYOKOについて】
横浜・新宿・名古屋に展開するタヒチアンダンススタジオ「ポエラニオリタヒチ」の主宰を務め、振付にも定評があり、映画・テレビ・雑誌・ラジオなどにも出演。タヒチアンダンスDVDや書籍も出版。今年7月にタヒチで開催したタヒチ最大の祭典「Heiva i Tahiti 2019」(へイヴァイ タヒチ)に現地プロダンスグループのO TAHITI E(オ タヒチ エ)のメンバーとして親子出演を実現。出演国内外問わず活躍の場を広げ、タヒチとの国際交流を目的とし、タヒチアンダンスのパイオニアとして多方面で活躍中。