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2型糖尿病患者のための血糖コントロールソリューションを提供する、ヒトマイクロバイオーム解析のプラットフォームであるDayTwoは、シリーズB投資ラウンドで3,100万ドルの資金調達を果たしたことを発表しました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/187672/LL_img_187672_1.jpg

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DayTwoは、同社が支払者、医療提供者、雇用主らと提携を進める米国において市場参入を促進し、また、代謝や胃腸状態を改善する次世代の製品やサービスを継続的に開発するためにこの資金を活用します。ライフサイエンス分野の大手ベンチャーファンドであるaMoon(aムーン)と、革新的なICT技術に焦点を当てた新しいベンチャーファンドであるOfek Ventures(オフェク・ベンチャーズ)が今回の投資ラウンドに参加しました。また、従来からの投資企業であるSeventure Partners(セブンチュア・パートナーズ)とJohnson&Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)も、引き続き今回の投資に参加しています。前回の投資ラウンドには、最近JAMAで発表された同社の検証試験に対するMayo Clinic(メイヨー・クリニック)からの出資金が含まれています。

今回の調達によりDayTwoの総調達資金額は4,800万ドルになりました。



DayTwoのCEO兼創設者であるLihi Segal(リヒ・シーガル)氏は次のように述べています。「DayTwoは、今日の市場で唯一の、根拠に基づいた実用的なマイクロバイオームプラットフォームです。私たちは、優れた科学知識、イスラエルや米国での臨床試験、数万人の顧客、さらに医療提供者、雇用主、支払者との関係といった実績を活用できる恵まれた立場にあります。この深く幅広い基盤と今回の資金調達により、DayTwoは、米国内の2型糖尿病患者( https://www.daytwo.com/patients/ )のために、薬としての食品を市場に投入するという重要かつ切迫した臨床ニーズに対応することができるようになります。」





さらにDayTwoは、糖尿病患者の6割以上が暮らすアジア太平洋地域の市場に参入するために、新しいパートナーとの提携も検討しています。日本はアジアのハブであるため、DayTwoは日本企業とパートナーを組む機会を歓迎します。



DayTwoの血糖コントロールソリューションは、腸プロファイリングやその他の臨床パラメータを使用し、血糖コントロールを可能にする「薬としての食品」を提供します。DayTwoのパーソナライズされたアプローチは、食品の代謝の仕組みについて実用的な知見を提供し、血糖値を調節するためにどのような食品・食事を摂ればよいかの選択を個人レベルでサポートします。DayTwoの血糖コントロールソリューションは、前糖尿病に対する既存の対策よりも有効であり、主な糖尿病治療薬よりも効果的です。



Ofek Venturesのマネージングパートナー、Yahal Zilka(ヤハル・ジルカ)氏は次のように述べています。

「テクノロジーや機械学習を糖尿病患者のために役立てることができるようになり、ヘルスケア業界は変革の時を迎えています。最初の市場で成功を収めた後、1億人を超える糖尿病と前糖尿病の人々の生活を改善できるかもしれない米国に、DayTwoを投入できることを非常に嬉しく思っています。」Zilka氏のこれまでの投資先には、Waze、Argus、Onavo、DesignArt、Magisto(Googleが買収)、Continental、Facebook、Qualcomm、Vimeoなどがあります。



医学博士号、経営修士号を持つaMoon Fundのマネージングパートナー、Yair Schindel(ヤール・シンデル)博士は次のように述べています。「DayTwoのようなデジタルヘルスソリューションにより、治療、疾病予防、慢性疾病の管理などが促進されます。代謝性疾患が与える有害な影響を目の当たりにしてきた医師として、私は、DayTwoを使用した何万人もの患者のポジティブな結果に励まされました。今日の糖尿病患者は、DayTwoの血糖コントロールソリューションを通じて、的確な薬を入手することができるという恩恵を受けることができます。同社がアメリカに進出し、その光景を目の当たりにできることを幸運に思います。」



DayTwoの「薬としての食品」アプローチは、2015年に学術雑誌『Cell(セル)』にて発表された、ワイツマン科学研究所のEran Segal(エラン・セガル)博士とEran Elinav(エラン・エリナフ)博士によって行われた独自の研究に基づいています。Cellに掲載された論文には、他の臨床的および個人的なパラメータと組み合わせることで、腸内微生物叢(マイクロバイオーム)が、食事後のグルコース反応をうまく調整する個人に特化した食事介入を可能にするかの仕組みが示されています。





2015年に設立されたDayTwoは、イスラエルのテルアビブと米国サンフランシスコのベイエリアにオフィスを有する、従業員75人の企業です。同社は何万人もの個人顧客、さらに何百人もの医療提供者をDayTwo臨床医ネットワークに抱え、2019年第1四半期を終えています。DayTwoはまた世界第2位の健康維持機構(HMO)、Clalit(クラリット)と戦略的パートナーシップを結ぶことにより、現在450万人のClalit会員にDayTwo血糖コントロールソリューションを提供しています。



Clalitの主任栄養士Irit Poraz(イリット・ポラス)氏は次のように述べています。「私たちは、予防治療と慢性疾患管理の両方において、個人に特化した対応の可能性を最大限に引き出すためにDayTwoと提携しました。「薬としての食品」の時代が到来しています。DayTwoは唯一、根拠に基づいた実用的なマイクロバイオームによるソリューションを市場に提供している、業界の先駆者です。この科学と実用性の結集を会員の皆様のために利用できることを嬉しく思います。」



DayTwoは、ワイツマン科学研究所、イスラエル糖尿病協会、ジョスリン糖尿病センター、Janssen(ヤンセン:Johnson&Johnsonの製薬会社)、およびMayo Clinicを含む臨床機関のパートナーと継続的な研究を続けています。DayTwoはまたタフツ大学(栄養学)、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、およびワイツマン科学研究所の専門家で構成された、非常に優秀な科学諮問委員会による助言も重用しています。DayTwoは、先駆的な「薬としての食品」に関する科学、結果、および取り組みについて、Cell、Cell Metabolism(セル・メタボリズム)、Nature(ネイチャー)、JAMA、アメリカ臨床栄養学会誌に論文を発表しています。





■DayTwoについて

DayTwoは、個別化された栄養プロファイルによって、個人ごとに異なる腸内微生物叢の構造およびその他の臨床的パラメータに基づき、さまざまな食品および食品の組み合わせに人がどのように反応するかを予測するサービスを提供しています。DayTwoの機械学習対応モデルは、イスラエルのワイツマン科学研究所の、Eran Segal教授(スタンフォード大学コンピューター・サイエンス&遺伝学部博士号取得)と免疫学者のEran Elinav博士によって行われた研究のテクノロジーに基づいています。



2015年の設立以降、DayTwoはこれまでに、aMoon、Ofek Ventures、Seventure Partners、Mayo Clinic、Johnson&Johnson、Marius Nacht(マリウス・ナハト)氏を通じて4,800万ドルを調達しました。イスラエルのテルアビブと米国サンフランシスコのベイエリアにオフィスを構えています。



2型糖尿病や前糖尿病といった食事に関連した慢性疾患を持つ人々が、血糖値を調節するのに役立つ唯一の「薬としての食品」ソリューションであるDayTwoは、マイクロバイオームの持つ有益性を活用することにより、同じ食品を食べても人によって処理方法が異なる点に注目し、血糖反応を予測的にかつ個人に特化して大幅に改善することができます。



DayTwoについての詳細はこちら( https://www.Daytwo.com/ )をご覧ください。

情報提供元: @Press