慶應義塾大学周辺:昭和31(1956)年


港区役所周辺:昭和32(1957)年


台場周辺:昭和30(1955)年頃

港区立郷土歴史館では、6月1日より企画展「空から見た港区 ~高度成長前のまちなみ~」を開催。港区三田在住の写真家、佐藤翠陽氏がセスナ機から撮影した航空写真を展示します。東京タワーや高速道路建設前、東京オリンピック開催前の港区のまちなみを空からご覧いただけます。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185054/LL_img_185054_1.jpg

慶應義塾大学周辺:昭和31(1956)年



本展では今からおよそ60年前、昭和30(1955)年前後の航空写真を展示しています。昭和20(1945)年の終戦から10年が経ち、戦争の傷跡も薄れ、東京オリンピック開催を9年後に控え、まちなみが大きく変わる直前の様子をご覧いただけます。



高層建築が無かった時代に、現代の高層ビルや東京タワーの展望台くらいの高さから撮影されたこれらの写真は大変に貴重で、建物だけでなく、道行く自動車や都電の姿も確認できます。いずれも佐藤翠陽氏がセスナ機から撮影したものです。





プロフィール:写真家 佐藤翠陽(さとう すいよう)

明治35(1902)年、北海道札幌市生まれ。昭和14(1939)年、札幌市にSK写真工房を設立。戦時中は北海道大学医学部の嘱託写真技師、戦後は進駐軍関係の写真業務を行っていました。昭和28(1953)年、上京して港区芝三田小山町に住まいを構え、その後翠光社(すいこうしゃ)を設立。正確な写真技術が評価され、建築写真の分野で活躍。霞が関ビルディング、世界貿易センタービル、サンシャイン60など高層の建築写真を中心に航空写真を撮り続けます。その一方で、住まいのある港区三田を中心に、変わりゆく昭和時代の東京の姿をセスナ機から撮影しました。昭和56(1981)年没、享年79歳。





●開催期間 :令和元(2019)年6月1日(土)~6月30日(日)

●会場 :港区立郷土歴史館 特別展示室

(東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)

●開館時間 :午前9時~午後5時(土曜日のみ午後8時まで)

※入館受付は閉館30分前まで

●休館日 :6月20日(木)

●企画展観覧料:大人 200円(160円) 小・中・高校生 100円(80円)

※常設展とのセット料金 大人 400円(320円) 小・中・高校生 100円(80円)

※()内は10名以上の団体料金です。

※区内在住・在学の小・中・高校生、区内在住の65歳以上の方、区内在住の障害者とその介助者(1名)の観覧料は無料となります(証明ができるものをご持参ください)。



●港区立郷土歴史館ホームページ: https://www.minato-rekishi.com/

情報提供元: @Press