Piotr Bujak《花火》2019 (C)Pitor Bujak
小泉明郎《私たちは未来の死者を弔う》2019 (C)Meiro Koizumi Courtesy of MUJIN-TO Production
2019年、日本ポーランド国交樹立100周年記念事業として、京都では2019年5月から6月にかけてポーランドと日本の現代美術を紹介する企画展を開催します。展覧会は、両国のアーティストによる共同制作だけでなく大学や他機関とも連携した多角的な事業で構成され、京都芸術センターやロームシアター京都、世界遺産・二条城での特別展示等を舞台に、京都市内各所で展開します。また、ポーランドのポズナン、シチェチンの各都市では、京都での現代美術展と同アーティストによるポーランドバージョンでの展覧会を開催します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/182564/LL_img_182564_1.png
Piotr Bujak《花火》2019 (C)Pitor Bujak
▼展示概要
会期:2019年5月18日(土)~6月23日(日)
料金:無料
会場:京都芸術センター、ザ ターミナル キョウト、ロームシアター京都
【二条城特別展示】
展覧会に合わせ、世界遺産・二条城での特別展示を行います。
展示期間:2019年5月18日(土)~5月19日(日)8:45~17:00(入城は16:00まで)
料金 :無料(ただし、別途入城料が必要)
▼キュレーター
加須屋明子
1963年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院博士後期課程単位取得満期退学(美学美術史学専攻)。ヤギェウォ大学(クラクフ)哲学研究所美学研究室留学。国立国際美術館主任学芸員を経て、現在、京都市立芸術大学美術学部・大学院美術研究科教授。専門は近・現代美術、美学。
パヴェウ・パフチャレク
1986年ジェロナ・グラ市(ポーランド)生まれ。ポーランド国立アダム・ミツキェヴィチ大学東洋研究所日本学専攻科卒業。同大学院博士後期課程(日本学と文芸学専攻)。現在、文部科学省の国費外国人留学生制度を受け、大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻比較文学専門分野博士後期課程に在籍。専門は日本学、現代文学、美術、美学。
▼アーティスト
ポーランドから9組、日本から12組の計21組のアーティストが出展します。
1 カロリナ・ブレグワ(英語名:Karolina BREGULA、生年:1979、拠点:シチェチン)
2 アグニェシュカ・ブジェジャンスカ(英語名:Agnieszka Brzezanska、生年:1972、拠点:ワルシャワ)
3 ピョトル・ブヤク(英語名:Piotr Bujak、生年:1982、拠点:東京)
4 コンタクトゴンゾ(英語名:contact Gonzo、生年:2006※、拠点:大阪)
5 東影智裕(英語名:Tomohiro Higashikage、生年:1978、拠点:兵庫)
6 ヒスロム(英語名:Hyslom、生年:2009※、拠点:京都)
7 今村遼佑(英語名:Ryosuke Imamura、生年:1982、拠点:京都)
8 石橋義正+安藤英由樹(英語名:Yoshimasa Ishibashi + Hideyuki Ando、生年:1968、拠点:京都)
9 川田知志(英語名:Satoshi Kawata、生年:1987、拠点:大阪)
10 小泉明郎(英語名:Meiro Koizumi、生年:1976、拠点:横浜)
11 ダニエル・コニウシュ(英語名:Daniel Koniusz、生年:1985、拠点:ポズナン)
12 ロベルト・クシミロフスキ(英語名:Robert Kusmirowski、生年:1973、拠点:ルブリン)
13 マリア・ロボダ(英語名:Maria Loboda、生年:1979、拠点:ベルリン)
14 松田壯統(英語名:Masanori Matsuda、生年:1982、拠点:兵庫)
15 岡本光博(英語名:OKAMOTO Mitsuhiro、生年:1968、拠点:京都)
16 アリツィア・ロガルスカ(英語名:Alicja Rogalska、生年:1979、拠点:ロンドン)
17 笹岡由梨子(英語名:Yuriko Sasaoka、生年:1988、拠点:京都)
18 ウーカシュ・スロヴィエツ(英語名:Lukasz Surowiec、生年:1985、拠点:クラクフ)
19 スタフ・シュムスキ(英語名:Stachu Szumski、生年:1992、拠点:ワルシャワ)
20 谷中佑輔(英語名:Yuske Taninaka、生年:1988、拠点:ベルリン)
21 山本麻紀子(英語名:Makiko Yamamoto、生年:1979、拠点:京都)
※グループは結成年
また、これにあわせて、一般来場者が参加可能な下記のイベントも開催します。
▼1) アンダ・ロッテンベルク氏基調講演
日時:2019年5月18日(土)12:00~13:00
会場:京都芸術センター フリースペース
登壇:アンダ・ロッテンベルク|Anda Rottenberg(美術史家、批評家)
※無料・事前申込不要
▼2) 谷中佑輔 パフォーマンス「)Dis)Oriental Whaling:プロジェクト“クジラの地理的身体”」
出展作家の谷中佑輔が展示空間内でパフォーマンスを行います。
日時:2019年5月18日(土)、19日(日)開演 19:00
会場:京都芸術センター 講堂
料金:1,000円(予約・当日共)
定員:60名(予約優先)
▼3)山本麻紀子 パフォーマンス「巨人と眠り-ポーランド編」
ポーランド南部にあるタトラに残る伝説を追いかけた実体験を、夢と現実の間で思い出しながら語ります。即興演奏あり。全員布団に横たわります。
日時 :2019年6月23日(日) 14:00~15:00
会場 :京都芸術センター 和室「明倫」
ゲスト:野村誠(音楽家)、やぶくみこ(音楽家)
定員 :15名(先着順) ※無料・要事前予約
協力 :布団祭
※その他にも会期中さまざまなイベントを予定しています。詳細は決定次第、京都芸術センターのウェブサイト、SNS等で発表します。
▼クレジット
主催:アダム・ミツキェヴィチ・インスティテュート、
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
共催:京都市、京都市立芸術大学
助成:野村財団
協賛:Melody Tours
協力:文化庁 地域文化創生本部、The Terminal Kyoto、
ポーランド広報文化センター、
Ujazdowski Castle Centre for Contemporary Art、Paradise AIR、
Avant Art Festival、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
後援:NPO法人フォーラム・ポーランド組織委員会、
日本ポーランド協会関西センター
プロジェクトパートナー:University of the Arts Poznan、
TRAFO Center for Contemporary Art
情報提供元: @Press