竹粉、木粉を原料とした100%天然由来材料の生分解性プラスチックペレット


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GSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co., Ltd./環境、エネルギー分野の先端材料を研究開発、製造販売する化学会社/本社:兵庫県川西市 代表取締役社長:森 良平 工学博士)は、この度、竹粉、木粉、廃木材などの植物そのものを原料とした生分解性プラスチックを開発しました。植物材料そのものをベースとして他の全ての構成成分も100%天然由来の生分解性成分とすることにも成功しました。当社は100%天然材料のデンプン系生分解性プラスチック、古紙、リサイクル紙を原料とした生分解性プラスチックも作るなど、石油を一切使用しない生分解性材料を作ることにこだわっており、植物そのものも使用できることになり、環境に限りなく優しい材料を作ることを目指します。

特に、竹は日本国内、アジア圏においても成長がとても速く、その廃棄、用途が問題となっており、この材料のように環境に優しい機能性材料に生まれ変わらせることができることとなります。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/181022/LL_img_181022_1.jpg

竹粉、木粉を原料とした100%天然由来材料の生分解性プラスチックペレット



海洋のマイクロプラスチック問題などを含む世界的なプラスチックゴミ問題による地球環境破壊は深刻になりつつあり、生態系を破壊する壊滅的なレベルになりつつあります。2050年には海中に漂うプラスチックゴミの量が魚の量を上回る可能性があると言われています。また既に我々人体にマイクロプラスチックが環境中から入りつつあるという研究報告もあります。このような状況において、プラスチックリサイクルの推進や、プラスチックそのものの使用量の削減、また環境中で分解する生分解性プラスチックなどの実用化、さらなる研究開発が進められています。





さらに当社にはセルロースナノファイバーとプラスチックを複合化する技術が既にあり、セルロースナノファイバーもバイオマス由来の生分解性材料であるので、この技術を組み合わせることにより100%バイオマス由来材料、生分解性を維持したまま強度向上なども可能になりました。今後はサンプル出荷を進めていき、これらの材料のさらなる機械的強度や耐熱性、寸法安定性などのプラスチックとしての機能の向上などの検討も同時に進めていきます。また自社のNANO-SAKURAをブランド名とするカトラリーなどの各種成形品にもこのような植物由来材料を用いてビジネス展開していきます。





■会社概要

商号 : GSアライアンス株式会社(冨士色素株式会社グループ)

代表者 : 代表取締役社長 森 良平(工学博士)

所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11

事業内容: 環境、エネルギー分野向けの先端材料の研究開発と製造販売

URL : https://www.gsalliance.co.jp/

情報提供元: @Press