お~いお茶緑茶


伊藤園お~いお茶新俳句大賞 応募推移


第二十九回新俳句大賞部門別応募内訳

株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、「第三十回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の作品募集を2018年11月3日(土・祝)より開始いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/170017/LL_img_170017_1.jpg

お~いお茶緑茶



締切は2019年2月28日(木)(当日消印有効)です。今年、第三十回を迎えるにあたり、これまで新俳句大賞に多大なご尽力をいただいた金子兜太氏のご遺志を引き継ぐ「金子兜太賞」を新設いたします。また、詩人のアーサー・ビナード氏を、英語俳句の審査員に新たに登用しました。さらに、ホームページ内において、過去の受賞作品を題材にしたオリジナルムービーを公開し、教員向けサイトを開設しました。

応募テーマは自由。感じたことや思ったことを、季語や定型にこだわることなく、五・七・五のリズムにのせてのびのびと表現していただき、どなたでも自由な発想でご応募いただけます。部門は、「小学生の部(幼児含む)」「中学生の部」「高校生の部」「一般の部A(40歳未満)」「一般の部B(40歳以上)」および「英語俳句の部」の6部門です。2,000名様の入賞者には、受賞作品を「お~いお茶」シリーズのパッケージに掲載しプレゼントするほか、最高位の文部科学大臣賞1名様に賞金50万円、各部門の大賞受賞者には賞金20万円を進呈いたします。

(※)月刊公募ガイド調べ(2018年10月1日)





■第三十回トピックス

<金子兜太賞を新設>

現代俳句界を代表する俳人であり、第一回より審査員として新俳句大賞を支えご尽力いただきました金子兜太氏のご遺志を引き継ぎ、「金子兜太賞」を新設しました。



<アーサー・ビナード氏を審査員に登用>

米国コルゲート大学で英文学を学び、1990年の卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。

詩集「釣り上げては」で中原中也賞、「日本語ぽこりぽこり」で講談社エッセイ賞を受賞。

2017年には早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。



<オリジナルムービー制作>

過去の受賞作品を題材に、新俳句ならではの楽しさや親しみやすさを伝えるイメージ動画を制作。俳句になじみのない方にも楽しめる動画としました。



<教員向けサイト開設>

ホームページ内に、応募したことのない教員向けに具体的事例を紹介するページを開設。実際に新俳句大賞をご活用いただいている先生方のインタビューや、応募した生徒さんのコメントを掲載。





■応募要項

●応募部門(6部門)

「小学生の部(幼児含む)」「中学生の部」「高校生の部」

「一般の部A(40歳未満)」「一般の部B(40歳以上)」「英語俳句の部」



●応募宛先

ハガキ : 〒102-8553 東京都千代田区紀尾井町3-23

「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」係

FAX : 03-3263-5668

ホームページ: https://itoen-shinhaiku.jp



●応募締切

2019年2月28日(木) 当日消印/送信有効



●賞

入賞:日本語俳句より文部科学大臣賞1名様(賞金50万円と副賞)

および金子兜太賞1名様(賞金20万円と副賞)、

各部門より大賞1名様(賞金20万円と副賞)他、

佳作特別賞までの合計2,000名様の作品を「お~いお茶」のパッケージに掲載。

入選:部門問わず佳作の5,000名様に、入賞入選者7,000名様の作品が

掲載された作品集『自由語り』を進呈。



●審査員(50音順、敬称略)

日本語俳句:浅井愼平(写真家)、安西篤(俳人)、

いとうせいこう(作家・クリエイター)、金田一秀穂(日本語学者)、

黒田杏子(俳人)、宮部みゆき(作家)、村治佳織(ギタリスト)、

吉行和子(女優)

英語俳句 :アーサー・ビナード(詩人)、星野恒彦(俳人)



●発表

伊藤園ホームページなどにて上位入賞作品2,000句を2019年7月7日に発表(予定)。

また、応募者には審査結果を7月上旬頃に郵送またはメールにて通知いたします。なお、入賞作品2,000句を2019年秋より「お~いお茶」のパッケージに順次掲載いたします。



●お客様からのお問い合わせ先

伊藤園新俳句大賞事務局

電話:03-3264-4050 10時~18時(土日祝日・年末年始を除く)

※詳細は伊藤園新俳句大賞ホームページ( https://itoen-shinhaiku.jp )をご参照下さい。





<参考>伊藤園お~いお茶新俳句大賞について

■企画誕生の背景

伊藤園が世界で初めて緑茶の缶飲料化に成功し、発売5年目にあたる1989(平成元)年は、松尾芭蕉の「奥の細道」300周年ということもあり、俳句が静かなブームを呼んでいました。また前年には俵万智氏の「サラダ記念日」の販売部数が260万部になり、カルチャーセンターでもこの頃から俳句、短歌の人気が高まり、伝統的な短詩形文学の世界に新たな関心が寄せられました。しかし、多くの方々は初心者ということもあって作品発表の機会がほとんどなく、発表したいという想いが強まっていました。

そこで日本文化が育んだ緑茶を扱っている伊藤園が、伝統的な日本文化である俳句の一般愛好者に貢献できないか…ということで企画の検討が始まりました。



■企画のコンセプト1

俳句は、独自の細かい約束ごと(季語、定型など)が重んじられます。しかし、この約束ごとを満たさなくても素晴らしい句はたくさんあります。約束ごとにとらわれない表現は初心者が取り組みやすいと同時に、ベテランと同じ土俵で「表現力」を競い合うことができます。

こうして、創作上の制限をできるだけ省き、五・七・五のリズムで自由に表現する「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」が誕生しました。従来の俳句の作風にとらわれず、広く新しい視点で審査を行うために、俳句の第一人者に加え、写真、演劇、文学…といった様々な分野の方々に審査をお願いしております。



■企画のコンセプト2

伊藤園の「お~いお茶」は、全国で多くの方々に愛飲されており、そのパッケージは、メディアとしても活用できます。1989(平成元)年に誕生した「お~いお茶」は、いつでもどこでもおいしい緑茶を飲んでいただこうと開発した、伊藤園の日本茶飲料ブランドであり、創作上の制限を設けない「新俳句」は「お~いお茶」にふさわしいものだと考えました。短文表現の発表の場として、自社製品のパッケージを開放することは現代にマッチした新しい文化活動であると考えております。



■新俳句大賞の反響と貢献

第一回に41,373句であった応募作品数は、今回で累計応募総数が3,370万句を突破いたしました。新俳句の大きな特徴の一つに、初めて俳句を創作した方からの応募が多いことが挙げられます。同時にベテラン俳人にとっても、新俳句大賞は、「俳句の新しい楽しみ方ができる場」として定着してきたようです。

最近では、俳句を取り上げたテレビ番組が人気になるなど、これまで俳句との接点が少なかった中高生や、若い世代の俳句への関心が高まっているほか、教育現場でも日本文化の継承として俳句創作が定着しつつあります。第二十九回は、国内の小学校932校、中学校831校、高校1,036校、合わせて2,799校からご応募をいただきました。ちなみに、全国の高校のうち、5校に1校以上の学校が新俳句大賞に取り組んでいただいていることになります。

さらに、「お~いお茶」は、日本のみならず世界の方々に愛飲されております。新俳句大賞への海外からの応募は累計83カ国に及び “HAIKU”としても注目されております。今後、世界のティーカンパニーを目指す伊藤園は、海外において日本の伝統飲料・緑茶の発展と、同じく日本の伝統文化である俳句を通して日本文化を守り、広く社会につたえていきたいと考えております。

情報提供元: @Press