サマースクールの舞台となる、ひたちなか海浜鉄道・湊線

「ローカル鉄道・地域づくり大学」(2012年発足 代表理事・吉田 千秋:ひたちなか海浜鉄道株式会社 代表取締役・国土交通省任命 地域公共交通マイスター)は、2018年度サマースクールを茨城県・ひたちなか市にて開催いたします。これまで約350名が参加し、今年で7年目となるサマースクールは、座学・ワークショップ・フィールドワークなど様々なカリキュラムを取りそろえ、ローカル鉄道の経営および地域づくりへの生かし方、そして将来に向けての課題解決の方法を学んでいただきます。ローカル鉄道を持つ地域行政のご担当者や住民の方はもちろん、鉄道好きの方、将来の鉄道経営者を夢見る方など、鉄道に関心のある様々な方々に向けた取り組みとなっています。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/160673/LL_img_160673_1.jpg

サマースクールの舞台となる、ひたちなか海浜鉄道・湊線



■サマースクールについて

座学では延伸計画が具体化してきているひたちなか海浜鉄道の事例を、事業者およびひたちなか市担当者が解説する「湊線延伸計画の現状と課題」や、各地の公共交通プロジェクトに参画し、その再生を担ってきた中川大・富山大学副学長による「地方鉄道の復活に向けて-諸悪の根源は〇〇だ-」などローカル鉄道の現状や課題、問題点などについて解説、対応策を考えます。

フィールドワークでは、ローカル鉄道の沿線住民および遠来の観光客にアピールする、鉄道を見る視点を磨くためのワークショップや沿線魅力発信のための写真講座を行います。



ローカル鉄道・地域づくり大学 公式サイト

http://www.community-daigaku.jp/



本サマースクールは鉄道好きの方、将来の鉄道経営者を夢見る方をはじめ、ローカル鉄道を持つ地域行政のご担当者や住民の方、そして公共交通事業者など、ローカル鉄道と地域づくりにご関心のある様々な方々を対象にしています。



<2018年度サマースクール 開催概要>

開催日程:2018年8月25日(土)、26日(日)



●スケジュール

・8月25日(土)

12:10 勝田駅・win winビル会場にて受付開始

12:40 開講の挨拶、オリエンテーション

13:00 【座学】

ひたちなか海浜鉄道を"取材"する(講師:土屋 武之/鉄道ライター)

14:00

※3コースに分かれて実施

【フィールドワーク】

沿線魅力発信のための写真講座(講師:米屋 こうじ/鉄道写真家)

【フィールドワーク】

那珂湊駅 機関区見学

【座学】

公的な立場の方のためのソーシャルマーケティング講座

(講師:海野 裕/ローカル鉄道・地域づくり大学事務局長)

17:00 【ワークショップ】ローカル鉄道・地域づくり相談会

18:30 阿字ヶ浦旅館にて懇親会

21:00 懇親会終了



・8月26日(日)

9:00 【座学】

湊線延伸計画の現状と課題

(講師:ひたちなか市企画調整課担当者、吉田 千秋/ひたちなか海浜鉄道社長)

10:30 【座学】

地方鉄道の復活に向けて-諸悪の根源は〇〇だ-

(講師:中川 大/富山大学副学長、京都大学名誉教授)

12:00 【フィールドワーク】ひたちなか海浜鉄道を"取材"する

13:30 【座学】ひたちなか海浜鉄道 ケーススタディ

14:20 修了式

14:30 解散・補講(質疑応答開始)



対象:- 鉄道が好きで、普段は経験できないことを学びたいと思っている方

- 将来、鉄道の経営に関わりたいと思っている方

- 旅行、乗りつぶし、写真、ダイヤ、車両など鉄道が好きなレールファンの方

- ローカル鉄道のある地域・行政関係者、事業者 など

費用:29,000円

(宿泊費、1日目夕食・懇親会費、2日目朝食・昼食代を含みます。)

定員:60名

場所:茨城県ひたちなか市 勝田駅・那珂湊駅・阿字ヶ浦駅周辺など





■参考URL

・ローカル鉄道・地域づくり大学 公式サイト

※イベント詳細、過去のサマースクールの模様はこちら

http://www.community-daigaku.jp/

・ローカル鉄道・地域づくり大学 公式Facebook

https://www.facebook.com/community.daigaku





■ローカル鉄道・地域づくり大学 設立趣旨

震災後、各地で地域コミュニティの重要性が再考されています。地域コミュニティの在り方を考えるとき、ローカル鉄道を核とした地域づくりも有効な鍵のひとつであると我々は提案します。なぜならローカル鉄道は地域の人々が時間を越えて繋がるインフラであり、こころの拠り所、「故郷」とも呼べる存在だと考えるからです。全国でローカル鉄道廃止が進むなか、ローカル鉄道が地域とともに歩んでいくための知見や経験を集約し、地域コミュニティの活性化を目指すのが「ローカル鉄道・地域づくり大学」創設の目的です。

情報提供元: @Press