3名のパラアスリート


パラ陸上選手


パラ卓球選手


ボッチャ選手

今年青年海外協力隊派遣50周年を迎える中米の小国・エルサルバドルに、かつて派遣されていた青年海外協力隊員を中心に、「エルサルバドルのパラアスリートを応援する会(代表:高田 幸一)」が発足。クラウドファンディングなどによって資金を調達し、2018年8月29日から9月6日の間、中米の小国・エルサルバドルのパラアスリート3名(卓球・陸上・ボッチャを予定)と、そのコーチを東京に招き、2年後(2020年)の本番と同じ気候・環境で強化合宿を実施します。強化合宿には、武蔵野市が会場を提供。本プロジェクトのURLは https://a-port.asahi.com/projects/salvador です。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/159866/LL_img_159866_1.png

3名のパラアスリート



「エルサルバドルのパラアスリートを応援する会」のメンバーは、かつて青年海外協力隊や大使館員などとして、エルサルバドルに赴任していたメンバーで結成しました。13年に及ぶ内戦や、2000年・2001年の大地震、ギャング団の抗争による治安の悪化など、度重なる受難を乗り越えて、力強く笑顔で生きているエルサルバドルの人たち、私たちに貴重な体験と思い出をくれたこの国に、何らかの貢献がしたいと、2018年の夏に、東京でエルサルバドルのパラアスリート達に事前合宿を経験してもらうことを計画しました。同国へ派遣されていた隊員の一人が武蔵野市職員であることから、武蔵野市が練習会場の手配などを支援しています。



エルサルバドルのパラアスリート選手の活躍は、目覚ましいものがあり2017年3月の汎米青年パラリンピック・サンパウロ大会においては3人の陸上選手が、金メダル3つ、銅メダル3つ、合計6つのメダルを獲得しました。また、卓球では4位、ボッチャでは8位の成績を収め、選手自身が改めて自信を持って、コーチとともに高いモチベーションで2020年に向けて日々練習に励んでいます。





■来日予定のエルサルバドル、パラアスリート選手(卓球、ボッチャ、陸上)

https://www.atpress.ne.jp/releases/159866/img_159866_1.png

左 :Josue Damian Mora Regaladoさん

卓球・T10クラス(立位・軽度)

中央:David Enrique Pleitezさん

陸上・T37クラス(立位走行可)。2017年汎米青年

パラリンピック・サンパウロ大会において、100m走・400m走・1500m走全てで金メダルを獲得

右 :Rebeca Dayana Duarte Linaresさん

ボッチャ・BC2クラス(上肢での車椅子操作がある程度可能。自力投球可能)





【強化合宿スケジュール】

8月29日(水)到着、8月31日(金)午前に大使館訪問、9月1日(土)武蔵野市にてパラリンピックスポーツ体験イベント「Sports for All パラ・フェスタ」にゲストとして出演、9月4日(火)・5日(水)は武蔵野市立の小・中学校へ訪問。それ以外の時間は、武蔵野市内の体育施設や、首都圏の大学・高校などでそれぞれ日本人選手等と練習を行い、9月6日(木)に帰国。

情報提供元: @Press