ASIC「Antminer S9(13.5th/s)
ASIC「Antminer S9(13.5th/s)
夜間稼働時
専用ラック
ピクセルカンパニーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 弘明)は、当社グループが行う仮想通貨のマイニング事業について、当初導入分のASICがマイニングを2018年3月12日に開始いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/151972/LL_img_151972_1.jpg
ASIC「Antminer S9(13.5th/s)
当社グループのマイニング(※1)は、電気料金が安価である寒冷地で行う予定であり、当初導入分については中華人民共和国内モンゴル自治区において、ASIC(特定用途向け集積回路)を用いたマイニングの実施を開始いたしました。
当社グループは、Bitmain Technologies(以下「Bitmain社」といいます。)が製造開発を行うASIC「Antminer S9(13.5TH/s)」(※2)を用いたマイニングを開始いたしました。当社グループの保有するASICはBitmain社が運営・サービス提供を行う世界最大級のマイニング量を誇るマイニングプール(出所:Blockchain.info)であるAntPoolにつなぎこむことでマイニングを行っております。
なお、今後も市場動向等を踏まえ段階的にマイニングマシンへ資金投資を行い、マイニング事業拡大を推進することを検討してまいります。
※1
マイニングとは、ネットワーク上に分散保存される取引台帳(ブロックチェーン)に記録される取引履歴の整合性を確保するための承認作業のことであり、最も早く計算処理が終了した人に報酬として仮想通貨(ビットコイン等)が支払われます。
※2
ASICの概要
名称:Antminer S9(13.5TH/s)
ハッシュレート:13.5TH/s
ハッシュとは、あるデータを変換して得られる固定長のデータのことです。ハッシュはあるデータを一方向にしか演算できないのが特徴で、ハッシュ化されたデータを元のデータに戻すことはほぼ不可能です。また元のデータを1文字でも変更するとハッシュ化されたデータは全く違う結果となり、元データを推測することを不可能にしています。
暗号は暗号化したデータを復号できるのに対し、ハッシュは復号できないという大きな違いがあります。ハッシュ値を得るための関数を「ハッシュ関数」といいます。データの改竄を検知するためや、パスワードの照合、データ検索の高速化などに用いられております。ビットコインにおいてもハッシュはいたるところで使われており、特にマイニング(採掘)ではハッシュを計算する効率が最も重要であります。
ハッシュレートとは計算力の測定単位であり、hash/s(1秒間に1ハッシュの計算)という単位が使われております。一般的にはM(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)などの接頭辞と合わせて使われ、MHsのように省略されております。当社が導入するAntminer S9(13.5TH/s)は13.5TH/sであり、ハッシュレート13.5TH/sに達するということは、1秒あたり13.5兆回ハッシュの計算を行うことができるということです。
■ピクセルカンパニーズ株式会社 概要
企業名 : ピクセルカンパニーズ株式会社(JASDAQコード:2743)
代表者 : 代表取締役社長 吉田 弘明
所在地 : 東京都港区六本木六丁目7番6号 六本木アネックス5階
設立 : 1986年10月6日
事業内容 : グループの経営方針・戦略策定及び経営管理
ホームページ: http://pixel-cz.co.jp
情報提供元: @Press