世界で注目を浴びる“モダンメキシカン料理”を牽引するシェフ、エンリケ オルベラ(Enrique Olvera)氏。オルベラ氏のフィロソフィーは“work with what you have(持っているもので働くこと)”。メキシコと海外の素材を巧みに用い、伝統とモダン技術を融合させ、革新的なメキシコ料理を生み出します。現在「世界のベストレストラン 50」では、メキシコシティにオープンした『プジョル』が20位、ニューヨークに出店した『コスメ』が40位にランクインしています。『コスメ』は「The New York Times」紙による「Top New York Restaurant of 2015」で首位に選ばれ、ニューヨークで2軒目となる『アトラ』も人気を博し、今年は、アメリカとメキシコにさらなるオープンも予定しております。
エンリケ オルベラ(Enrique Olvera)氏は、アメリカのカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(The Culinary institute of America)を優秀な成績で卒業し、その直後の2000年にメキシコシティに『プジョル(Pujol)』をオープンしました。数多くの高い評価を得ており、『プジョル』は現在「世界のベストレストラン 50」で20位にランクインしています。
2014年、オルベラ氏はニューヨークに『コスメ(Cosme)』をオープンし、アメリカ進出にも成功します。『コスメ』は「The New York Times」紙による「Top New York Restaurant of 2015」で首位に選ばれました。2017年にはニューヨークで2軒目のレストランとなる『アトラ(Atla)』をオープン。今年はアメリカとメキシコで複数のレストランのオープンを予定しています。またオルベラ氏は、メキシコシティ内の4か所で『ロンチェリアス エノ(Loncherias Eno)』を経営し、ロス・カボスの『マンタ(Manta)』のクリエイティブシェフ、オアハカの『クリオージョ(Criollo)』のパートナーを務めています。