氷見漁港水揚げの寒ぶり


氷見漁港のセリの様子


社長で仲買人の笠井 健司


寒ぶり広告イメージ

マルカサフーズ有限会社(所在地:富山県氷見市、代表取締役:笠井 健司)は、12月2日(土)に宣言された「ひみ寒ぶり宣言」を皮切りに、氷見漁港での買付け経験20年の仲買人が目利きした「ひみ寒ぶり」を全国に発送します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/143298/LL_img_143298_1.jpg

氷見漁港水揚げの寒ぶり



■「ひみ寒ぶり宣言」とは

「ひみ寒ぶり宣言」は、氷見の漁港が「寒ぶり」にふさわしいと認めたぶりが水揚げされたときに発令されるもので、重さ7kg以上で脂の乗ったぶりが安定して出荷できる見通しが立った時に宣言をされるものです。



この「ひみ寒ぶり」を、氷見漁港での買付け経験20年の仲買人が目利きして、全国に発送します。注文は完全予約制となります。

寒ぶりは天候などの都合で水揚げされない日もあり、また漁獲量や質よって価格が乱降下するので、その時の相場をお客様にお知らせして、了解が得られれば買付けます。まさにセリに参加しているような気分で、本場氷見の寒ぶり買うことができます。





■「ひみ寒ぶり」とは

氷見漁協が、ぶりの漁獲量と大きさ(7kg以上~10kg強、体長約80cm以上)が基準に達して安定して出荷できる見込みができた時「ひみ寒ぶり宣言」をします。

時期的には毎年11から12月頃、富山県は暴風雨に見舞われて海が大荒れとなります。この暴風雨を富山県では「鰤起し(ぶりおこし)」と呼び、ぶりが富山湾にやってくる目安としています。



【「ひみ寒ぶり」がブランド化されている訳】

富山湾にやってくるぶりは、北の海でイワシなどの小魚を食べて、温かな南シナ海に産卵のため帰る一軍と言われています。冷たい海の脂の乗った魚をたっぷり食べているので丸々と太っています。また日本海を泳ぎ回っている天然魚なので、脂肪の臭みが少なくしっかりと魚の味が堪能できます。

築地でも「ひみ寒ぶり」は別格扱いで取引され、主に料亭やレストランなどに卸されて、一般の小売店に出回ることはほとんどありません。



また、氷見の漁師さんたちは、水揚げされたぶりを船上で即時に氷で〆ます。これを「沖氷(おきごおり)」と呼び、魚を新鮮な状態で市場まで運ぶことができる高度な技術です。



漁場から市場までは、船で30分程度。これは富山湾の中にしかけた定置網から魚を捕っているためです。沖まで漁に出る必要がないので、水揚げされてから30分~1時間後には競りにかけられます。富山県内はもちろん、石川や岐阜のスーパーに、午前中には朝水揚げされた魚が並びます。これは日本の中でも目を見張るほどの早さです。



このように、「ひみ寒ぶり」は

・天然ぶりの質の良さ

・漁師さんの「沖氷」による高度な技

・スピーディーなセリと配送技術

で、ブランド化されているのです。



※「ひみ寒ぶり宣言」は魚や海の状況で毎年異なり、基準に達しない時には宣言がされませんので、「ひみ寒ぶり」が出荷できない年もあります。



【仲買人:笠井 健司(マルカサフーズ有限会社 代表取締役)の説明】

毎朝氷見漁港でセリに参加して、自分の目で見た魚だけを仕入れている。

この道25年の経験があり、仕入れた魚で一夜干しやオリジナルの加工品などのお土産品も開発している。





■予約方法

電話やインターネット、FAXで予約申し込み。

URL: http://www.himiburi.jp/





■参考価格

価格は時価となります。下記は昨年の参考価格です。

1尾 10kg以上 …昨年の価格(参考) 約5万円~

1尾 8kg~9kg台…昨年の価格(参考) 約3~4万円

1尾 6kg~7kg台…昨年の価格(参考) 約2~3万円



そんな大きな魚はさばけないし送ってもらっても困る…でも寒ぶりを食べたい!!という方には味付きの切り身「寒ぶりステーキ」も販売しています。





■会社紹介

商号 : マルカサフーズ有限会社

代表者 : 代表取締役 笠井 健司

所在地 : 〒935-0014 富山県氷見市地蔵町13-18

事業内容: 氷見の魚を使用した各種水産食品の製造・販売

URL : http://www.himiburi.jp (「ひみえびすや」で検索)詳細を掲載。

情報提供元: @Press