キンコロスウォーター

株式会社かわかみ(本社:大阪市福島区、代表取締役:川上 大雄)が販売している除菌剤製剤『キンコロスウォーター』は、調理器具の他に食品にも“直接”除菌目的での添加・使用が可能(※厚生労働省及び大阪市保健所より見解)となり、商品パッケージも新たに変更いたしました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/135770/LL_img_135770_1.jpg

キンコロスウォーター





食中毒対策として食品の殺菌を厚労省(保健所)から強く求められている昨今、次亜塩素酸Na(漂白剤)やアルコールを用いて、食品・調理器具(包丁・まな板等)を消毒されていることがあります(※ 当社調べ)。しかし、次亜塩素酸Naを食品に使うことは臭気の残存・トリハロメタン等の不安が残ります。また、アルコールは一般的な菌には効果がありますが、肝心な「ノロウイルス」に対しての効果が薄く、特に「水のあるところ」では効果が不安定なうえ、食中毒対策としては、一般的に認知されているこの2つに頼らざるを得ないのが実情です。

しかし、保健所の指導のもととなる「大量調理施設衛生管理マニュアル」には、次亜塩素酸ナトリウムやアルコールの他に「食品添加物で組み合わせた製剤」も使用できると記されています。





■『キンコロスウォーター』について

当社は、京都大学の西渕光昭教授とともに、ホタテの貝殻焼成カルシウムに着目して共同研究を行い、食品添加物で組合わせた製剤として、除菌剤製剤「キンコロスウォーター」を開発し、2012年から発売してまいりました。

当社製品は、「貝殻焼成カルシウム」を主体とし、ノロウイルス、大腸菌O-157・サルモネラ菌・カンピロバクターといった各種食中毒菌にも効果があり、水に濡れたシーンでの効果も高く、食品の味を損なわない配合が特長です。

また、特筆すべき点としては、当社製品は「商品名:BA」として厚生労働省の「ノロウィルス不活化条件に関する調査報告書(国立医薬食品衛生研究所)」(平成21年)においても次亜塩素酸ナトリウムと置き換えても問題の無い除菌力をもっていると評価されている所です。

しかし、これまでは主成分である「貝殻焼成カルシウム(水酸化カルシウム)」は「食品の製造又は加工上必要不可欠な場合及び栄養目的に限る」という用途制限から機械器具への利用が主となり、食品への使用が出来ませんでした。



そこで、厚生労働省及び大阪保健所へ確認を行った結果、2017年6月に「当社製品の配合において単品生食用鮮魚介類を除く加工食品への使用が問題ない」という見解をいただき、この結果『キンコロスウォーター』は、調理器具の他に食品にも除菌目的で“直接”添加・使用が可能となりました。



そして、2017年8月に商品パッケージも新たにリニューアルして「食品へも直接使えるノロウイルス対策の決定打!」として生まれ変わりました。食材の味を損なわない除菌剤としての食品工場から料理のプロ、ご家庭まで幅広い用途へ応用がはじまっています。





【会社概要】

商号 :株式会社かわかみ

代表者 :代表取締役 川上 大雄

創業/設立:大正14年4月/昭和28年3月

事業内容 :調味料・食品添加物の製造・販売

URL : http://www.kawakami.co.jp

情報提供元: @Press