「数学甲子園2017」ロゴ
「数学甲子園2016」本選競技中の様子
「数学甲子園2016」優勝 滝高等学校「去年は予選落ちチーム」
「数学甲子園」参加校数・参加チーム数の推移
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、「数学甲子園2017(第10回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省、協力:日本公認会計士協会、東京電機大学、株式会社JTBコーポレートセールス)の開催を決定いたしました。それにともない、2017年5月8日(月)に、出場チームの募集を開始いたします。
「数学甲子園2017」公式ホームページ
http://www.su-gaku.net/events/koshien/
■開催10回めとなる「数学甲子園(全国数学選手権大会)」とは
全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一をチーム(3~5人)対抗戦によって決めるものです。本大会の特長は、数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作しその問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。毎年右肩上がりに参加校数が増え続けて、2016年は43都道府県から過去最高の241校496チーム2,496人が参加を表明し、熱戦の末に滝高等学校「去年は予選落ちチーム」(愛知県)が優勝を飾りました。また、今年は開催10回めの節目となり、今大会から優勝チームには「文部科学大臣賞」が授与されます。
■今大会から本選の競技名称および内容を大幅に変更しました
(1)本選前に事前課題が与えられる【Math Create】
予選を勝ち抜いた36チームには、本選前に「課題テーマ」を与えます。「課題テーマ」に沿った問題を創作し、【Math Live】で行うプレゼンテーション資料を90分以内に作成し、期日内に提出します。
(2)本選会場で真の数学力に挑む【Math Battle】
本選当日、最初に挑むのが【Math Battle】です。チーム全員で、日本語表記問題12問と英語表記問題6問を60分以内に解答します。
(3)プレゼンテーションで競う【Math Live】
【Math Create】で創作した問題について、プレゼンテーションと質疑応答を行います。【Math Create】と【Math Battle】と【Math Live】の合計得点がもっとも高いチームを優勝とします。
■「敗者復活」ルールを導入!プレゼンテーションで競うのは7チームに
【Math Live】へ進む6チームは、【Math Create】と【Math Battle】の得点に基づいて選抜します。【Math Live】での6チームへの質問が優秀だった1チームには、「敗者復活」として【Math Live】に追加で進出する権利が与えられます。これにより、プレゼンテーションを行うのは合計で7チームになります。そのため、【Math Live】へ進む6チームが決まったあとにも、【Math Live】でプレゼンテーションを行う可能性があるため、最後まで目が離せない展開が予想されます。
■7月末~8月上旬に全国で予選を実施、本選は2017年9月17日(日)に東京で開催
参加チームの募集は2017年5月8日(月)から6月13日(火)まで行い、7月31日(月)から8月5日(土)の間に全国13都市で地域予選を行う予定です。予選を勝ち抜いた36チームが、9月17日(日)に東京で行う本選に集結します。
理数離れが問題視されるなか、中学・高校・高専生が一堂に会して数学力を競う本大会は必見です。
■「数学甲子園2017」開催要項
大会名称 :数学甲子園2017(第10回全国数学選手権大会)
主催 :公益財団法人 日本数学検定協会
後援 :文部科学省
協力 :日本公認会計士協会、東京電機大学、
株式会社JTBコーポレートセールス
予選開催日 :2017年7月31日(月)~8月5日(土)の間の6日間
予選開催会場 :札幌市・仙台市・郡山市・東京都(23区内)・金沢市・
静岡市・名古屋市・京都市・大阪市・岡山市・福岡市・
熊本市・那覇市
※予選会場は変更になる場合がありますので
あらかじめご了承ください。
本選(事前)開催日:2017年8月28日(月)~9月4日(月)
本選(事前)会場 :本選進出チームの学校内または現地施設
本選開催日 :2017年9月17日(日)
本選会場 :御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
ソラシティホール(東京都千代田区)
お申し込み方法 :数学甲子園の公式ホームページをご覧のうえ、
インターネットまたは郵送でお申し込みください。
お申し込み期間 :2017年5月8日(月)~6月13日(火)
参加費用 :無料
※会場までの交通費・宿泊費などは、
各チーム・学校でご負担願います。
<チーム編成について>
○同一の中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在籍する生徒または学生で編成してください。学年混成や男女混成については問いません。
○1チームは3~5人で編成し、必ずチーム内でリーダーを1人選出してください。
○同一校から複数のチームが出場しても構いません。ただし、本選に出場できるチームは同一校から最大2チームです。その際、中高一貫教育校は、中学校と高等学校を分けて出場しても同一校とみなします。
【競技の流れ】
<予選>
競技内容:参加選手が個々に、問題20問を60分以内に解答します。
出題範囲:実用数学技能検定(数学検定)2級・準2級程度の
日本語表記問題を20問。
選抜方法:チームの平均点に基づいて36チームを選抜します。
※くわしい選抜方法については、数学甲子園の公式ホームページをご覧ください。
<本選(事前)>
●本選競技(1):Math Create
競技内容:チームの全員が集まれる場所(学校内など)と日時を決め、「課題テーマ」に沿った問題を創作し、【Math Live】で行うプレゼンテーション資料(「問題のねらい・創作問題」と「模範解答」各1枚)を90分以内に作成します。
<本選>
●本選競技(2):Math Battle
競技内容:チーム全員で、問題18問を60分以内に解答します。
出題範囲:18問(日本語表記問題12問、英語表記問題6問)。
(1)実用数学技能検定(数学検定)準1~準2級程度の
日本語表記問題を12問。
(2)実用数学技能検定(数学検定)準1~準2級程度の
英語表記問題を6問。
選抜方法:【Math Create】と【Math Battle】の得点に基づいて
6チームを選抜します。
●本選競技(3):Math Live
競技内容:【Math Create】で創作した問題について、
プレゼンテーションと質疑応答を行います。
敗者復活:【Math Live】において、質問の支持率が高かった1チームが
【Math Live】に進出できます。
評価方法:【Math Create】と【Math Battle】と【Math Live】の
合計得点がもっとも高いチームを優勝とします。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は500万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、
技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「数学甲子園」は当協会の登録商標です。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。 情報提供元: @Press