補強工事が竣工し、瀬戸内Kirei未来創り合同会社から瀬戸内市に寄贈された錦海湾堤防


錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式


瀬戸内市、岡山県、瀬戸内Kirei未来創り合同会社社員、スポンサー、金融、報道関係者等が出席


錦海湾堤防でテープカットとくす玉開披 1

 岡山県瀬戸内市錦海塩田跡地で日本国内最大級となる約235Wの太陽光発電所を建設中の瀬戸内Kirei未来創り合同会社(代表社員:くにうみアセットマネジメント株式会社)は、3月30日に錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式を開催しました。

 2014年秋に建設を開始した本プロジェクトの安全安心事業の一環として、錦海湾堤防補強工事と玉津港および師楽港の防潮堤・防潮扉の新設工事が完了し、瀬戸内市に寄贈しました。

 武久 顕也瀬戸内市長をはじめとする岡山県、瀬戸内市および瀬戸内市議会の皆様、事業者、施工を担当した清水建設、融資を行った金融機関、報道関係者など100名以上が出席しました。式典の後には出席者が牛窓漁協の船舶に乗り、錦海湾側から堤防・防潮堤を見学するツアーも催され、大工事完了の喜びを共有しました。



錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式

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瀬戸内市、岡山県、瀬戸内Kirei未来創り合同会社社員、スポンサー、金融、報道関係者等が出席

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錦海湾堤防でテープカットとくす玉開披 1

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錦海湾堤防でテープカットとくす玉開披 2

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【くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 山崎 養世(※)のコメント】

 寄贈者の挨拶で、事業者を代表して、くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長の山崎 養世は「みなさま本日はお集まりいただきましてありがとうございます。初めて錦海塩田跡地に足を運んだ時、広大な土地、景観の美しさに圧倒されました。その翌年に東日本大震災が起こり、巨大な災害に対する地域のみなさまの安全、安心を確保する必要を切に感じました。市長はじめ、国、県、市、事業者、金融関係のみなさまにご相談し、事業提案をまとめ、この度の堤防、防潮堤、防潮扉の竣工が実現しました。出力日本一の太陽光発電所になります。自信を持って、日本を代表する発電所として、瀬戸内市の永続的な発展、地域のみなさま、次世代、日本に貢献できるよう工事を進めて参ります。」と述べました。



くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 山崎 養世

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※山崎の「崎」の字は正しくは立つ崎ですが、環境依存文字であるため本プレスリリースでは「崎」と記載しています。





【瀬戸内市長の武久 顕也氏のコメント】

 瀬戸内市長の武久 顕也氏からは、「多くのみなさまの願いが現実となり、錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式を迎えることができました。誠にありがとうございます。市が錦海塩田跡地を取得してから様々な困難がありましたが、みなさまの勇気、努力と英知により乗り越えてきました。発電所の開発、環境保全への配慮がなされた交流の出力日本一の太陽光発電所の工事が順調に進んでおります。

 このメガソーラーは大きな三つの特長がございます。ひとつは公共工事では実現しがたい東日本大震災のようなレベル2の巨大災害に対応する対策がなされています。南海トラフ巨大地震が発生し、堤防が液状化しても、後背地を保護する構造を有している、二点目は後背地の塩性湿地の生態系にも配慮がなされた工法が採用され、アッケシソウ等の自然も保護していける構造である、三つめは堤防補強工事、排水ポンプの増設、非常用発電機新設、塩田跡地の中央排水路の整備工事の安全安心事業の総額32億円が市民の税金を使うことなく、事業者のみなさまの努力、負担で市に寄贈されたことです。

 今後、瀬戸内市が各安全安心施設を引き受け、万全の体制で事業者、地域のみなさまとともに発電所の竣工の支援に努めてまいります。関係者のみなさまには引き続きご協力を賜わることを心よりお願いいたしますとともに御礼のご挨拶を申し上げます。」とお言葉をいただきました。



瀬戸内市長 武久 顕也氏

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【寄贈した設備の概要】

■堤防・防潮堤に求められる機能

防災機能:南海トラフ巨大地震による津波や地震後の高波に対し、

     越波量を許容値以下に抑える

環境機能:堤防背面の塩性湿地環境を守る

     (堤防下部からの海水の流入を妨げない構造)



詳細は以下のファイルよりご確認ください。

https://www.atpress.ne.jp/releases/124885/att_124885_1.pdf





【「瀬戸Kirei太陽光発電所建設プロジェクト」概要】

瀬戸内Kirei未来創り合同会社は、2019年春の発電事業開始を目指して約500haの塩田跡地のうち約265ha(パネル設置面積は約230ha)に瀬戸内Kirei太陽光発電所を建設中です。事業用地の所有者である瀬戸内市とは、施行協定及び土地賃貸借契約を締結し、再生可能エネルギーの普及だけでなく地域の発展、安全安心、自然との共生を目指して事業を進めています。完成後は年間を通じて一般家庭約7万世帯分の消費電力に相当する電力を供給し、瀬戸内市のCO2総排出量の約半分、年間192,000tの削減効果があると見込んでいます。





【特別目的会社「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」の概要】

瀬戸内Kirei未来創り合同会社

所在地    :岡山県瀬戸内市邑久町尻海4382番地3

代表社員   :くにうみアセットマネジメント株式会社

会社設立年月日:2012年8月17日

ホームページ :工事の進捗が掲載されています。

        http://www.setouchimegasolar.com/

        英語サイト http://www.setouchimegasolar.com/en/





【出資各社の概要】

GEエナジー・フィナンシャルサービス(EFSジャパンB.V.の親会社)

所在地    :800 Long Ridge Road Stamford, CT 06927 U.S.A

代表者    :David Nason, President and CEO

事業     :エネルギー関連ファイナンスサービス

会社設立年  :2004年

資本金    :160億円(2013年12月31日現在)



東洋エンジニアリング株式会社

所在地    :千葉県習志野市茜浜2丁目8番1号

代表者    :取締役社長 中尾 清

事業     :産業施設の設計、調達、建設、

        運転支援等を行う総合エンジニアリング業

会社設立年月日:1961年5月1日

資本金    :181億9千万円(2016年3月31日現在)



株式会社 中電工

所在地    :広島県広島市中区小網町6番12号

代表者    :代表取締役社長 小畑 博文

事業     :電気設備工事をはじめとした総合設備エンジニアリング業

会社設立年月日:1944年9月29日

資本金    :34億8千万円(2016年3月31日現在)



くにうみアセットマネジメント株式会社

所在地    :東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 新日石ビル3階

代表者    :代表取締役社長 山崎 養世

事業     :再生可能エネルギー発電をはじめとするインフラ事業、

        地域創生・開発事業

会社設立年月日:2012年2月16日

資本金    :2億5千万円(2017年4月1日現在)
情報提供元: @Press