図1. 電子レンジの食品加熱調理での失敗経験者の割合 図2. 失敗の内容


図3. 失敗の内容別対象食品


水で濡らしたフェルトタイプのクッキングペーパーで包んだ豚まん


水で濡らしたフェルトタイプのクッキングペーパーで包み、電子レンジ加熱をした豚まん

 ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、調理サポートブランド『リード』の商品を販売するとともに、フェルトタイプのクッキングペーパー『リード クッキングペーパー』を活用したレシピや使い方のコツを発信しています。

 この度、全国の20-50代の既婚女性200人を対象とし、ご家庭での電子レンジを使用した加熱調理に関する調査を行いました。その結果、8割以上の方が、電子レンジ調理で、「加熱ムラ」や「固くなる」などの失敗を経験したことがあることが分かりました。

 本資料では、調査結果の報告とともにライオン リビングケアマイスター 杉本 美穂が、電子レンジを使用した加熱調理の失敗対策やコツを紹介します。





1. 調査結果

■簡単調理の代名詞、電子レンジ。実は8割以上が失敗経験あり!!

 失敗の多くは「ムラ」「カチカチ」「べちゃべちゃ」など調理中の水分がカギに。

 調査対象の既婚女性に「電子レンジで食品を加熱調理し、失敗したことがあるか」を聞いたところ、「よくある」「経験したことがある」と回答した人の割合は83%で、意外にも多くの人が簡単調理の代名詞である電子レンジでの調理に失敗していることが分かりました(図1)。また、失敗経験が「よくある・ある」と回答した166名に、「どのような失敗をしましたか」と聞いたところ、「加熱ムラがある」「固くなった」「ぱさぱさになった」「べちゃべちゃになった」が上位にあげられる結果となりました(図2)。こうした失敗には、電子レンジでの加熱時の食品に含まれる水分が大きく関係すると考えられます。



図1. 電子レンジの食品加熱調理での失敗経験者の割合

図2. 失敗の内容

https://www.atpress.ne.jp/releases/124440/img_124440_1.jpg



 次に、代表的な失敗について、「どの食品で失敗をしたか」を聞いたところ、「加熱ムラ」が生じた食品は生肉、ご飯、根菜、「固くなった」食品は生肉、中華まん、ご飯が上位にあげられました。「べちゃべちゃになった」では、揚げものを筆頭に葉物野菜、中華まんと続く結果になりました(図3)。



図3. 失敗の内容別対象食品

https://www.atpress.ne.jp/releases/124440/img_124440_2.jpg





【調査概要】

・調査期間:2017年2月24日~2月28日

・調査方法:インターネット調査

・調査対象:全国 20~50代の既婚女性計200人





2. 電子レンジ加熱調理の失敗を防ぐ、フェルトタイプのクッキングペーパーを使った“カミワザ”

 クッキングペーパーを使っておいしく仕上げる電子レンジ加熱での温め直しや下ごしらえ、解凍の方法を、ライオン リビングケアマイスター 杉本 美穂がご紹介します。





■蒸し器不要!豚まんを“ふっかふか”に仕上げる“カミワザ”

 ラップをかける、水にくぐらせるなど、様々な方法が提案されていますが、解凍や温め直しに失敗しやすいのが豚まんなどの中華まんです。ふっくらおいしく仕上げるには、フェルトタイプのクッキングペーパーを使った電子レンジ加熱がおすすめ。クッキングペーパーを水でぬらして軽くしぼり、中華まんを包み電子レンジで加熱します。適度な水分を補給しながら加熱するため、クッキングペーパーの水分と中華まんの水分を使った「Wスチーム効果」で、「カチカチ」「べちゃべちゃ」にならず、蒸したてのようにふっくら仕上げることができます。



水で濡らしたフェルトタイプのクッキングペーパーで包んだ豚まん

https://www.atpress.ne.jp/releases/124440/img_124440_3.jpg

水で濡らしたフェルトタイプのクッキングペーパーで包み、電子レンジ加熱をした豚まん

https://www.atpress.ne.jp/releases/124440/img_124440_4.jpg





■野菜も肉も簡単に、「加熱ムラ」を防ぐ“カミワザ”

 形や大きさを切りそろえた野菜を、水でぬらして軽くしぼったフェルトタイプのクッキングペーパーでくるみ、電子レンジで加熱すると均一に蒸され、温野菜や下ごしらえが簡単にできます。ニンジンを電子レンジ加熱した時の、芯部と外周部の硬さを測定したところ、フェルトタイプのクッキングペーパーを使った場合はエンボスタイプのキッチンペーパーやラップなどに比べてその差が小さく、仕上がりにムラが少ないことが分かりました。

 今回の調査結果で失敗の多かった「生肉」は、水で濡らして軽くしぼったフェルトタイプのクッキングペーパー1枚ずつで上下から肉を包み電子レンジで加熱すると、厚手の鶏肉などでも「Wスチーム効果」で、短時間でしっとり蒸し上がります。

 また、冷凍した肉を解凍する時に、ラップの代わりに乾いたフェルトタイプのクッキングペーパーで包むと、肉から出てくるドリップをすぐにペーパーが吸い取るため、ドリップの加熱による加熱ムラがなくなり、おいしく仕上がります。



図4. ニンジン電子レンジ加熱時の芯部と外周部の硬さムラ(※)

(※)芯部と外周部の硬さの差が少ない程、ムラが少ないことを示す。

https://www.atpress.ne.jp/releases/124440/img_124440_5.jpg





■温めなおした揚げものを、カラッとヘルシーに!揚げたてのおいしさを、よみがえらせる“カミワザ”

 耐熱皿にフェルトタイプのクッキングペーパーを敷き、揚げものを載せ、ラップをかけずに電子レンジで加熱します。温め時に出る余分な油をフェルトタイプのクッキングペーパーがしっかり吸収してべたつきを抑えるため、揚げたてのようにカラッと仕上げることができます。余分な油を吸い取るので仕上がりもヘルシーに。鶏のから揚げを温めなおした場合、フェルトタイプのクッキングペーパー1枚で約140kcal※も減らすことができます。

※鶏のから揚げ320gの温めなおしに使用した場合。食材や調理方法等によって値は異なります。





ライオンの生活情報メディア「Lidea」でも、電子レンジの加熱調理のコツを紹介しています。

・電子レンジを使ったおいしい「あたため方」

https://lidea.today/articles/761

・冷凍した食品を電子レンジで上手に「解凍」する方法

https://lidea.today/articles/776





杉本 美穂 ライオン株式会社 快適生活研究所 リビングケアマイスター 消費生活アドバイザー。洗濯・掃除関連の製品企画、マーケティングを約20年、生活者向け講習会などを約5年間経験。調理や食器の後片付け、お掃除などを手早くラクにできる方法などを紹介しています。





― 商品紹介 ―

“「ちゃんと」を、かんたんに”できるコツで「毎日の料理」作りをサポート



 1970年の発売以来、多くの方にご愛顧頂いている調理サポートブランド『リード』のブランドサイトでは、コミュニケーションメッセージ“「ちゃんと」を、かんたんに”実現するコツを紹介しています。



◆『リード』が提供する“ちゃんと”とは?

 あなたが思う「ちゃんとした料理」を、生活者(30-40歳代女性)に尋ねたところ、「おいしい」「子どもに食べさせたい」「健康に配慮している」が、挙げられました(2016年6月、n=140、当社調べ)。一方で、「ちゃんとした料理」を実現することは難しいと感じています。このようなニーズに応え、より効率的により「かんたんに」調理をするための『リード』の使い方のコツを紹介し、“「ちゃんと」を、かんたんに”ができることを発信していきます。



◆『リード クッキングペーパー』

<商品特長>

 『リード クッキングペーパー』は、厚手で吸収力が高く、熱・油・水に強いので幅広い料理に活用できるクッキングペーパーです。落としぶたや電子レンジ調理などの加熱調理にも使えます。



『リード クッキングペーパー』の8つのコツ

1. ビタミンキープのレンジで温野菜

2. アクまでとれる落としぶた

3. レンジで時短の下ごしらえ

4. 肉・魚の臭みとドリップとり

5. カロリーダウンの油切り

6. クリアに油こし だしこし

7. 野菜の余分な水気オフ

8. 葉物野菜の鮮度キープ

https://www.atpress.ne.jp/releases/124440/img_124440_7.jpg



 『リード』のブランドサイトでは、献立作りに使いやすい情報、“「ちゃんと」を、かんたんに”できるさまざまなコツを紹介しています。



<商品画像>

https://www.atpress.ne.jp/releases/124440/img_124440_8.jpg

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リードクッキングペーパー スマートタイプ





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