ノンフロン次世代冷媒「R-514A」採用ターボ冷凍機


MACS2017 スマート空調衛生システム展でのトレイン・ジャパン社ブース

トレイン・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:エリック・ゴギー、以下 トレイン)は、地球温暖化係数(GWP)が極めて低いノンフロン次世代冷媒「R-514A」(GWP<2)を世界で初めて採用した新型ターボ冷凍機(固定速機、インバータ機)を発売、東京ビッグサイトで2017年3月28日(火)~30日(木)に開催される「第13回スマート空調衛生システム展(MACS 2017)」で実機を展示し発表します。

また、同展示会場にて「低GWP化に向けた冷媒動向とノンフロン次世代冷媒採用ターボ冷凍機のご紹介」と題した出展社プレゼンテーションを行い、詳細を発表いたします。

トレインは、この度発売するノンフロン次世代冷媒「R-514A」採用ターボ冷凍機により、小型から大型全レンジでノンフロン冷媒機を揃え、サステイナブルな社会の実現に貢献します。





■ターボ冷凍機のマーケットリーダー、トレイン

ターボ冷凍機は、大規模工場、地域冷暖房、データセンター、オフィスビル等の大型施設の冷房及びプロセス用途に冷水を供給する設備です。トレインは1938年に密閉ターボ冷凍機を世界で初めて開発し、世界で35%、米国で40%のシェアを誇るターボ冷凍機のマーケットリーダーです。

2014年11月に世界で初めてノンフロン冷媒「R-1233zd」(GWP:1)を採用した「E-シリーズターボ冷凍機」を発売、翌2015年にはオゾン層保護・地球温暖化防止大賞(主催:日刊工業新聞社)で最高賞である経済産業大臣賞を受賞し、その環境に対する先進性が高く評価されています。





■発売の背景

日本では2015年4月にフロン排出抑制法が施行され、冷媒を使用する設備のユーザーに対する点検と報告の義務が法制度化され、冷媒の低GWP化への取り組みが本格的に始動しました。また、2016年10月にルワンダのキガリで開催されたモントリオール議定書第28回締約国会議(MOP28)において、ターボ冷凍機にも多用されているGWPが非常に高いHFC冷媒の生産及び段階的削減義務等が定められた、いわゆる「キガリ改正」が行われ、地球温暖化抑制に向け設備に使用されている冷媒の低GWP化が更に求められています。





■ノンフロン冷媒「R-514A」採用新型ターボ冷凍機 について

既に販売しているEシリーズターボ冷凍機の容量が700冷凍トン~4,000冷凍トンと大型のレンジであるのに対し、今回発売するノンフロン冷媒「R-514A」採用新型ターボ冷凍機は200~1,200冷凍トンと、日本市場により適したラインアップとなります。

「R-514A」はノンフロン、低圧冷媒であるため、フロン排出抑制法、高圧ガス保安法の適用外であり、また、不燃性であるため、2L(微燃性)冷媒に求められる法令・ガイドラインに定められた遵守事項に関する対応は不要です。更にR-123冷媒を使用している既存のトレイン製ターボ冷凍機の「R-514A」への冷媒転換サービスも提供し、ユーザーの負担を最小限に抑えつつ、設備の低GWP化を可能とします。





■出展概要

名称  : 第13回スマート空調衛生システム展(MACS 2017)

会期  : 2017年3月28日(火)~3月30日(木) 10:00~17:00

会場  : 東京ビッグサイト 西3ホール

入場料 : 無料(登録制) 事前登録はこちら

     https://www.macs-exh.com/registration/

公式URL: http://macs-exh.com/



トレイン・ジャパン株式会社 小間番号:G-05



<プレゼンテーション>

日時:2017年3月28日(火) 13:00~13:30

内容:低GWP化に向けた冷媒動向と

   ノンフロン次世代冷媒採用ターボ冷凍機のご紹介

講師:トレイン・ジャパン株式会社

   開発営業戦略本部 開発営業戦略本部長 松村 一美





■企業概要

商号  : トレイン・ジャパン株式会社

所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎4-5-37 本多電機ビル5F

代表者 : 代表取締役社長 エリック・ゴギー

設立  : 1983年

URL   : http://www.jp.trane.com/ja.html

事業内容:

ターボ冷凍機、チラー、業務用・住宅用パッケージエアコン、省エネ制御システム等、地球環境への配慮性が高く顧客のニーズにあわせた各種空調機・空調システム・ソリューションの販売・サービス
情報提供元: @Press