ゴールシーン1(北田雄夫)


レースシーン1(北田雄夫)


スタート前


コース風景1

2017年2月24日~28日の5日間にわたり北極圏内のスウェーデンにて行われたアドベンチャーマラソン『Ice Ultra』において、近畿大学AC(アスリートクラブ)の北田雄夫(33)は、日本人初の挑戦で3位となりました。北田は、これまでに6大陸の大会を完走しており、残りの1大陸でも完走し、『日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破』を目指します。





●『Ice Ultra』大会概要

名称 : Ice Ultra

開催日: 2017年2月24日~28日(5日間、現地時間)

場所 : スウェーデン北部(北極圏内)

距離 : 230km(5ステージ計)

参加者: 27名(内9人リタイア)

ルール: Self-Supported(レース期間中の食料、衣料、サバイバル道具の

     すべてを自らで背負いながら自らの力だけでレースを行う)。

     ステージ毎のタイムを計測し、全ステージの合計タイムで

     順位を決める。

URL  : http://beyondtheultimate.co.uk/ultra/the-ice-ultra-marathon/#!/2018/02/24





●レース結果

順位 :3位

記録 :37時間19分00秒



・北田雄夫コメント:

マイナス20度という未体験の環境下で、汗は凍り、手足の感覚は無くなり、とても厳しいレースでありました。また雪の中を毎日何十kmも走ることは相当に体力が疲弊していきました。ですが、たくさんの方々の支援や応援に支えられて、無事にゴールをすることができました。ありがとうございます。こうして無事にゴールの報告ができたこと、日の丸を胸に走れたこと、思いきりチャレンジができたこと、それが何より幸せです。世界七大陸走破に向けて、これからも精一杯挑戦していきます。





●『アドベンチャーマラソン』とは

地球の果てを走る、世界一過酷なマラソン。その多くは、過酷な自然環境(砂漠やジャングル、氷河地帯)にて行われるため、「気温-50~50℃」「湿度5~95%」になることもある。そんな環境の中、レース期間中の食料や衣料や寝袋、サバイバル道具など、水以外のすべてを背負いながら200~1,600kmを走るレースである。またサポートを付けてはならず、すべての対応を自らで行いながらレースを行う。レースによっては、「高度3,000m以上」「山・川・沼・洞窟」「獣や虫の危険」などを乗り越える必要があるため、走力以外にも精神力や判断力が求められるレースでもある。





●北田雄夫 プロフィール

1984年生まれ、大阪府堺市出身。中学から走ることを始め、近畿大学時代に日本選手権3位(4×400mリレー)。その後国内外でレース経験を積み、2015年に世界最長ステージレースTHE TRACK(オーストラリア10日間 521km)に日本人として初めて挑戦し10位。FIRE + ICE(アイスランド6日間 250km)では3位入賞。2017年、日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破を目指す。

また講演やイベント出演、レース映像の配信などを通じて、世界の果てで学んだ経験を伝える活動も行う。



ホームページ: http://takaokitada.net/

Facebook  : https://www.facebook.com/takao.kitada.5



・競技実績

2014年 6月 Gobi March(中国 250km)【51位】

2014年10月 Atacama Crossing(チリ 250km)【64位】

2015年 5月 THE TRACK(オーストラリア 521km)【10位/日本人初挑戦】

2015年 8月 FIRE + ICE(アイスランド 250km)【3位/日本人初挑戦】

2016年 9月 Grand to Grand Ultra(アメリカ 273km)【8位/年代別1位】

2016年11月 The Last Desert(南極 250km)【2位/チーム戦】

2017年 2月 Ice Ultra(スウェーデン 230km)【3位/日本人初挑戦】



・出場予定

2017年11月 Ultra Africa Race(モザンビーク 216km)
情報提供元: @Press