ジボダン ジャパン株式会社 代表取締役社長 ファブリツィオ・ラホ

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ファブリツィオ・ラホ)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、500万スイスフランを投資し、シンガポールのフレーバーイノベーションセンター(FIC)を拡充したと発表しました。





シンガポールのFICは、アジア太平洋地域における次世代フレーバリストを育成するジボダンフレーバースクール・アジア太平洋(APAC)キャンパスの拠点となるものです。さらにAPACアカデミーでは、継続的な学習も支援しています。



今回のFICの拡充により、コンセプト開発のための完全一体型カリナリースペースが新設されました。さらに、セイボリー、ベーカリー、菓子、飲料、乳製品の開発施設も新設・拡張され、あらゆる食品・飲料分野に対応することができるようになりました。





この投資は、アジア太平洋地域におけるジボダン社のイノベーション開発力を高めるとともに、当地域での応用研究や各国間の連携・知識の共有化を促進し、充実したグローバルネットワークの構築を目指すものです。当FICでは今後、ジボダン社のフレーバリストが最新の素材とテクノロジーを活用し、市場にすぐにでも受け入れられるような、包括的なソリューションを提供いたします。





ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。

「シンガポールのフレーバーイノベーションセンターの拡充は、高成長市場に投資をするという当社の2020年に向けての5か年計画に即したものです。また、最近の南通(中国)、カラチ(パキスタン)、プネー(インド)における一連の施設新設の延長線上にも位置づけられます。お客様と共に成長し、現地市場のニーズに適う、消費者に好まれる製品づくりに向け、差別化されたフレーバーのソリューションをお客様にお届けする。FICの拡充は、その目的の実現に向けた当社のたゆまぬ取り組みを体現するものです。」





今回の施設の拡充は、ジボダンが、健康への関心も高く味覚にも妥協をしたくない中流層といった、この地域ならではの消費者トレンドを満たすうえで理想的な体制を整えたことを意味します。



オープニングセレモニーで、ジボダン社のアジア太平洋地域コマーシャル・ヘッドのモニラ・コタリは次のように述べました。「ジボダン社は、1992年よりシンガポールで様々なお客様にサービスを提供してまいりました。最良の、革新的かつ独創的なフレーバーと味覚のソリューションをお客様にご提供することにより、アジア太平洋地域とASEANのお客様に貢献し続ける。今回の拡充は、そのような当社の姿勢を明確に示すものです。」



シンガポールでの開発力の増強は、お客様のニーズを満たすためのさらなる協働やイノベーションに貢献します。また、天然原料を用いた良質な製品を求める成長市場のニーズを満たすことにもなります。



ジボダン ジャパン代表取締役社長のファブリツィオ・ラホは、次のように述べています。

「今回のシンガポールの施設の拡充により、ジボダン ジャパンも、各国の味や風味についての総合的な知識や様々なグローバルの研究資源、戦略的な見識を、日本のお客様の高度なニーズに対する最良のソリューションの提供に、さらに効果的に活用できるようになります。」





■ジボダン社について

ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses (あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2015年の売上高は4,396百万スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、80を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で9,500名を超えます。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。
情報提供元: @Press