サービスイメージ

三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社(取締役社長:堀口 彰、以下 当社)は、「Value Platform on Demand」のサービスプラットフォームを刷新し、11月8日より新たなサービスメニューの販売を開始します。

本サービスは、当社データセンターに設置した物理サーバーを占有してご利用いただくのが特徴で、サーバーのパフォーマンスやセキュリティー・信頼性を重視するお客様に最適なプライベートクラウドサービスです。

新サービスメニューでは、データセンターのITリソース(サーバー・ネットワーク・ストレージ)の仮想化コンセプトであるSDDC(Software Defined Data Center)化で、柔軟性と俊敏性を強化し、お客様に対して利便性の高いプライベートクラウドを提供いたします。





【サービス構成イメージ】

https://www.atpress.ne.jp/releases/115691/img_115691_1.png



VM…Virtual Machine

FW…Firewall(ファイアウォール)

LB…Load Balancer(ロードバランサー)

L3…Router

SOC…Security Operation Center





【新サービスメニューの特長】

1.コストパフォーマンスに優れたプライベートクラウドサービス

 ・ネットワークの仮想化を活用した多機能なネットワークメニューを提供します。お客様はファイアウォール、VPN、ロードバランサーなどのサービスを安価にご利用いただけます。

 ・最新のストレージ技術を活用し、性能の異なる様々なストレージメニューをご用意します。

 お客様はサーバーの性能要件に応じてFlash / SAS / SATAなどのディスクをご選択いただけます。



2.セキュアなインターネット環境を提供

 ・24時間365日体制のSOC(Security Operation Center)運用を適用した、新たなインターネット接続メニューを提供します。お客様はインターネット公開システムのセキュリティーを強化できます。

 ・IP-Sec VPN接続オプションの追加により、新たなVPN接続メニューを提供します。

 お客様は高強度なセキュリティーを担保するサービスをご利用いただけます。



3.お客様システム運用における利便性を向上(17年1月ポータルサイト公開予定)

 ・仮想サーバー構築や各種リソースの設定変更が可能なポータルサイトを新たに提供します。お客様は設定変更などのリードタイムを短縮でき、必要な時に即時対応ができます。

 ・新ポータルサイトは、リソース負荷状況、サービスメンテナンス情報、今後のサービス拡充予定など、各種情報をリアルタイムに通知します。お客様はこれら各種情報をリアルタイムに把握できるため、システムの安定稼働を実現できます。





【発売の概要】

サービス名   :Value Platform on Demand

サービスメニュー:仮想プライベートサーバープラン

         ベアメタルサーバープラン

標準価格    :(仮想プライベートサーバープラン)月額50,000円~

         (ベアメタルサーバープラン)   月額30,000円~

発売日     :11月8日

販売目標    :50億円(5年間)





【発売の狙い】

 IaaS / PaaS市場は、コスト削減や運用負荷軽減を目的に、エンタープライズの中でも基幹系・情報系システムといったSoR(Systems of Record)を中心にクラウド移行が進んできました。しかし、近年、IoT・ビッグデータなどのSoE(Systems of Engagement)の分野における基盤としてクラウドを採用する動きが活況を呈しています。

 当社は、サービス基盤の刷新により、SoRに加えSoEの基盤としてもご採用いただけるよう、常にお客様の要件に合わせたクラウドサービスを提供します。





【特長の詳細】

1.コストパフォーマンスに優れたプライベートクラウドサービス

・ネットワークの仮想化により、追加されたファイアウォールやVPN接続機能を組み合わせて、お客様がクラウド環境内におけるネットワーク設計を、簡単に且つ柔軟に行えるようになりました。これを実現するために、米VMware社のネットワーク仮想化製品「VMware NSX」を採用しました。

・ストレージの仮想化により、様々なスペックのストレージ(Flash / SAS / SATA等)がプール化され、お客様は性能要件に応じて追加・変更をスピーディー且つシステム無停止で行えるようになりました。これを実現するために、米Dell EMC社のストレージ仮想化製品「ViPR」を採用しました。





2.セキュアなインターネット環境を提供

・15年以上の豊富なセキュリティー運用経験に基づき、セキュリティー専門要員が24時間365日常時監視を行うSOC運用により、お客様システムを外部からの不正侵入リスクから守ります。

・高強度なセキュリティーを担保するIP-Sec VPN接続(AES-128bit SHA-2認証)オプションにより、複数拠点から利用するシステムや、オンプレミス環境から移行したシステムの接続方式として、お客様にとって最適なクラウド接続が可能になりました。



3.お客様システム運用における利便性を向上(17年1月ポータルサイト公開予定)

・ポータルサイトでは、仮想マシン単位の管理機能に加え、物理マシン単位での管理が可能になり、仮想サーバーの構築はもちろんのこと、仮想ネットワークの設定や物理マシンの稼働管理なども行えるようになります。

・Value Platform on Demandのポータルサイトは、ヴイエムウェア株式会社と共同で開発したプライベートクラウド環境の運用に適したサイトに刷新します。





【エンドースメント(五十音順)】

1.EMCジャパン株式会社

EMCジャパン株式会社は、三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社様の「Value Platform on Demand」のリニューアルを心より歓迎致します。三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社は、販売パートナーであると同時に、弊社のストレージ製品「VPLEX」「VNX」「RecoverPoint」「Data Domain」を基盤としたクラウドサービス「Value Platform on Demand」を提供するクラウドサービスプロバイダーでもあります。この度のリニューアルに伴い、弊社が提唱するSoftware-Defined-Storage(ソフトウェアで定義するストレージ)を具現化するストレージの仮想化ソフトウェア製品「ViPR(バイパー)」を新たにご採用いただくことにより、優れた柔軟性と効率性を備えた要素技術が、企業のハイブリッドおよびマルチクラウドの普及をさらに加速させることに期待しております。

(代表取締役社長 大塚 俊彦氏)





2.ヴイエムウェア株式会社

ヴイエムウェア株式会社は三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社による「Value Platform on Demand」のサービス基盤の刷新を歓迎いたします。ビジネスを取り巻く環境の急速な変化は企業に俊敏性とセキュリティーへの対応を必須のものとしています。また、オンプレミスとクラウドベースのソリューションを併用する企業が増える現状において、両者の互換性は不可欠です。

三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社がVMware NSXをIaaSプラットフォームに採用し、新たに開発したポータルサイトを通して企業にサービスを提供することは、正にこのニーズに合致したものといえます。

ヴイエムウェアは、高い俊敏性や互換性、クラウドのセキュリティー強化を通じ、ITがビジネスにもたらす価値と効果を日本のお客様が実感いただけるよう支援しています。日本におけるビジネスのニーズに対応して、ヴイエムウェアと三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社様は今後も協調しあらゆるビジネス環境に適応するIT基盤を提供してまいります。

(代表取締役会長 三木 泰雄氏)





【主な仕様】

詳しくは、以下URLをご参照ください。

http://www.mind.co.jp/service/idc_platform/platform/on_demand.html





【商標関連】

Value Platform on Demandは、当社の登録商標です。

VMWAREは、ヴイエムウェア インコーポレーテッドの登録商標です。

EMCは、イーエムシー コーポレイションの登録商標です。

その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
情報提供元: @Press