当日は、さんさん商店街や町内にて、各店舗や施設のサービスの向上に意欲を示す30名以上が集まりました。おもてなし講座は、南三陸町観光協会 会長の及川の挨拶から始まり、「今回、ザ・リッツ・カールトン東京の接客講座を学ぶ機会があることは、南三陸町として大変意味のある時間です。今後も講座などを開きながら、町全体のスキルアップに繋げていきたい。」と期待の言葉を寄せました。次に日本アムウェイOne by One財団の代表理事をつとめるイ冬が、「この講座を通して、さらに南三陸を訪れる人が増え、賑わいのあるまちづくりに貢献できたらと思っております。大変貴重な機会ですので、心ゆくまでお楽しみいただければと思います。」と挨拶を述べました。
次に、ザ・リッツ・カールトン東京の宿泊部クラブラウンジ、クラブマネージャー Valter Jose Valente Goncalves(ヴァルタ ジュセ ヴァレンテ ゴンサルビュッシュ)と、料飲部タワーズ、スーパーバイザーのLeon Cates(レオン ケイツ)が実技を担当し、“サービスの3ステップ”の考え方をもとに、ロールプレイを交え、「リピーターの獲得方法」を各チームで考え実践する時間となりました。お客様と従業員に分かれて、「期待を上回るおもてなし」を念頭に、二人からのアドバイスを受けつつ、ロールプレイを何度も繰り返す中で、最初は緊張した様子の参加者も、自ら広いスペースへ移動し、実際のお客様対応を想定して、「自分から声をかける」や「名前を聞き出す」など、リピーター獲得に繋がるエッセンスを試すなど、次第に盛り上がりを見せました。料飲部のレオンから、「ザ・リッツ・カールトンの従業員でも気づかない、前向きなおもてなしを感じました。素晴らしいです!」というコメントに、嬉しそうに笑顔を浮かべる参加者たちの顔が印象的でした。
ザ・リッツ・カールトン東京 宿泊部 クラブラウンジ、クラブマネージャー/Valter Jose Valente Goncalves *1
ザ・リッツ・カールトン東京 料飲部 タワーズ、スーパーバイザー/Leon Cates *2
【参加対象】南三陸町のサービス業に携わる方々
*1 Valter Jose Valente Goncalves(ヴァルタ ジュセ ヴァレンテ ゴンサルビュッシュ)
*2 Leon Cates(レオン ケイツ)
■東北支援プロジェクト『Remember HOPE』の歩み
2011年3月の東日本大震災の被災地復興支援のため、人と人との絆を取り戻すための活動として、日本アムウェイ合同会社が2012年に開始した社会貢献プログラム。2013年10月1日には支援の長期継続を目的に、「一般財団法人 日本アムウェイOne by One財団」を設立。被災3県(岩手、宮城、福島)において最大12棟のコミュニティハウスを建設し、地域の人々が集う場と機会の提供を行っていく。