【LITALICOワンダー】授業の様子(子ども向けプログラミング学習環境)


レゴ(R)エデュケーション WeDo2.0(TM)教材(子ども向けロボット教材)


Scratch(スクラッチ)開発画面

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障がい者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川 敦弥、証券コード:6187)が運営する、最新のデジタルツールを活用してものづくりを学べる専門塾「LITALICOワンダー」(2016年8月より「Qremo」から名称変更)は、総務省が行う「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業における、クラウド・地域人材利用型プログラミング教育実施モデル実証事業に選定されました。

2016年10月より江別市立野幌若葉小学校にてプログラミング講座を提供します。また、北海道情報大学と連携し、プログラミング講座を指導できる地域メンターの育成研修などを実施いたします。





【実証事業概要】

■実証校

 江別市立野幌若葉小学校

(北海道江別市野幌若葉町5-3)

■協力先

 北海道情報大学

(北海道江別市西野幌59-2)

■実証概要

 小学校全学年(通常学級および特別支援学級)の児童を対象に、土曜日の課外活動において、プログラミング教育用ビジュアル言語「Scratch」および「レゴ(R)エデュケーション WeDo2.0(TM)」を使用したプログラミング講座を実施いたします。また、講座に必要な地域メンターの育成を地域大学と協働で推進します。



1.子ども同士が相互に学び合う仕組みづくり

児童の発達段階(発達障害も含む)に合わせた異年齢の子どもたちが協働学習する場をつくり、アクティブ・ラーニングによるプログラミング学習の効果の検証を行います。



2.課題解決型のカリキュラムの実践

ゲーム制作やロボット製作といった、ものづくりを主体とした創造的な課題解決型の学習カリキュラムを実践します。その中で、プログラミング的思考への興味関心・学習意欲の教育効果の検証を行います。



3.地域メンターの育成

LITALICOワンダーと北海道情報大学が連携し、地域メンター主体のプログラミング講座運営モデルの検証を行います。



<レゴ(R)エデュケーション WeDo2.0(TM)教材(子ども向けロボット教材)>

https://www.atpress.ne.jp/releases/112518/img_112518_2.jpg



<Scratch(スクラッチ)開発画面(子ども向けプログラミング学習環境)>

https://www.atpress.ne.jp/releases/112518/img_112518_3.png





■今後のスケジュール

北海道情報大学と共同で実施予定の研修や、江別市立野幌若葉小学校でのプログラミング講座のスケジュール(現時点で確定しているもの)は以下の通りです。



<9月14日(水) 10:00~17:00 【終了】>

実施内容:地域メンター育成研修(地域の学生や教員の研修)



<10月1日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00>

実施内容:講座「プログラミングでゲームをつくろう!」



<10月15日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00>

実施内容:講座「ゲームとコントローラーをつくろう!」



<11月12日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00>

実施内容:講座「ロボットをつくって動かしてみよう!」



<11月26日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00>

実施内容:講座「お役立ちロボットやアプリをつくろう!」





■実証事業詳細について

≪プログラミング講座≫

対象  :小学校全学年、特別支援級

実施  :計16コマ/1コマ50分

     (LITALICO主導8コマ/地域メンター主導8コマ)

定員  :最大40名/日

事業詳細:



実施日 :10月1日

実施意図:プログラミングに楽しく出会う

     自由に表現する

教材  :Scratch

実施内容:ゲーム/アニメーション制作



実施日 :10月15日

実施意図:身の回りのプログラミングに気付く

     相手の気持ちを考えて試行錯誤する

教材  :Scratch

     レゴ(R)エデュケーション WeDo2.0(TM)

実施内容:センサー制御プログラミング



実施日 :11月12日

実施意図:身の回りにあるものを制御する

     生活場面の課題を協働設計する

教材  :Scratch

     レゴ(R)エデュケーション WeDo2.0(TM)

実施内容:学校で家庭で役立つコンピュータ活用案を協働制作



実施日 :11月26日

実施意図:身近な課題解決に協働で取り組む

     プログラミング活用した課題解決を発表する

教材  :Scratch

     レゴ(R)エデュケーション WeDo2.0(TM)

実施内容:課題解決テーマの協働制作&発表





■運営体制について

≪地域メンター育成≫

協力:北海道情報大学

概要:教育クラウド・プラットフォームを活用した研修体系で育成

人数:約15名



≪教育クラウド活用≫

用途:地域メンター育成

・事前学習用教材(使用ツールマニュアル、授業風景動画)を公開

・SNS機能で疑問点や課題を個別フォロー





■LITALICOワンダーについて

IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」は、幼児から高校生を対象として、試行錯誤することを通じて「創造力」を育むことを目的に、2014年4月、渋谷に開校しました。プログラミングやロボット、デジタルファブリケーションといったテクノロジーを活用したものづくりの機会を提供しています。現在、5校合わせて約1,500名の子どもたちが定期コースに通っています。



【URL】 https://wonder.litalico.jp/



今回の実証事業では、異年齢や発達段階のばらつきに関わらず、子ども一人ひとりが持つ個性を伸ばす働きかけや、子どもたちが能動的に学ぶカリキュラムや授業設計などLITALICOワンダーで培ってきたノウハウを、学校教育でも活かしていくことを目指しています。



<【LITALICOワンダー】授業の様子>

https://www.atpress.ne.jp/releases/112518/img_112518_1.jpg





■北海道情報大学について

北海道情報大学は、「情報化社会の新しい大学と学問の創造」を建学の理念として、平成元年に開学しました。キャンパスは、北海道の大自然が保存される原始の森「野幌森林公園」に隣接した緑豊かな環境にあります。大自然に囲まれた校舎内に一歩足を踏み入れると、そこは別世界で学内は超高速ネットワーク「ギガビットLAN」により約1,000台のコンピュータが接続され、学生一人ひとりが生き生きとして情報処理の応用分野を学んでいます。本学の特色である実践力を養うユニークなカリキュラムは、「産・学・研共同」による関連企業や研究機関との連携により確立されたもので、社会から高い評価を受けています。



【URL】 http://www.do-johodai.ac.jp/





■若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業とは

総務省が、2016年度よりプログラミング教育の低コストかつ効果的な実施手法や指導者の育成方法等を、全国に普及させることを目的に取り組んでいる事業です。プログラミング教育は、子どもたちの論理的思考力や課題解決力を育てるとともに、ICTに関する基礎的な知識・スキルを身につけさせるものとして、極めて重要と捉えています。本事業の一環として、クラウドや地域人材を活用した、効果的・効率的なプログラミング教育の実施モデルを公募し、民間企業やNPO法人との実証を開始しています。





【LITALICOについて】

LITALICOは、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障がい者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国53拠点で就労移行支援事業所を展開しています。企業向けの障がい者雇用支援から始まった事業は、現在では障がい者向け職業訓練事業、そして障がい者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」を首都圏と関西地方に70ヶ所で、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を首都圏5ヶ所(いずれも2016年8月時点)で開校しています。2016年3月、東証マザーズに上場しました。詳細は http://litalico.co.jp/ をご覧ください。
情報提供元: @Press