偏光ビームスプリッタ―(PBS)


Optics Balzers AG ロゴ


DLP プロジェクターのカラーマネージメントシステム


AR用メガネデバイスの代表的なカラーマネージメントシステム

センサ開発ベンチャー企業のタッチエンス株式会社(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:尾方 謙一)は、リヒテンシュタイン公国に本社を持つ光薄膜開発企業であるOptics Balzers AGと日本国内での販売代理店契約を締結しました。



〈タッチエンス株式会社〉

http://www.touchence.jp/



〈Optics Balzers AG〉

http://www.opticsbalzers.com/





【Optics Balzers AGと日本市場】

Optics Balzers AGは光薄膜開発に特化した創業70年の歴史を持つ老舗企業です。創業来ヨーロッパのリヒテンシュタイン公国に本社をもち、独自の光薄膜技術をコアに光部品の開発を行っています。

1997年に、当時はBalzers And Leybold Holding, Inc.の1つのビジネスユニットとして、100%子会社のライボルト株式会社を通して、プロジェクター市場に参入しました。中国上海に自社工場を設立し、世界シェアNo.1のColorWheel,LightTunnelといった自社商品を中心に、プロジェクター市場でカラーマネージメントシステムの部品を提供していた実績があります。

その後2009年に、グループ方針によりビジネスユニットが売却され、日本市場からも撤退を余儀なくされましたが、その時に、Optics Balzers AGとしてMBOにより独立し、現在に至っています。





【再び日本市場へ挑戦】

独立後、欧米市場で着実に成長を続けてきており、この度成長市場のアジアに再び挑戦することになりました。70年培ってきた高い光薄膜技術と新規開発したプリズム組立自動化工程、さらにマレーシアに新規で自社工場を設立し、アジア市場で魅力のある製品を展開できる準備は整っています。





【ターゲット市場】

ターゲット市場は、小型プロジェクター、拡張現実(AR)用メガネ型デバイス、自動車のヘッドアップディスプレイ。そこで使われる超小型高精度のプリズムを中心に光部品を提案していきます。この3市場においてタッチエンスとは独占の販売契約を締結しております。





【製品】

各種光部品の製造が可能ですが、今回の日本進出に当たり、特におすすめなのが、プリズム類になります。新開発の自動化工程により、有効口径をエッジギリギリまで広げることに成功した偏光ビームスプリッタ―(PB)、全反射プリズム(TIR)、コンバイナープリズムは、デバイス全体の小型化に貢献できます。

また、全製品お客様のご要求に従いカスタム設計が可能です。

マレーシア工場は、2016年第四 四半期に稼働開始予定です。



詳細: http://www.touchence.jp/foreign/index5.html





【今後の展望】

タッチエンスの親会社である株式会社佐竹製作所では、金属・樹脂の機械部品の製造販売を行っています。光部品にはそれを保持する高精度の機械部品が必要になるため、佐竹グループとしてのシナジー効果で顧客への提案力強化につながると考えています。





【タッチエンス株式会社 概要】

2011年4月に佐竹製作所から分社し設立される。産学官連携のスキームにより東京大学で開発された技術を活用した独自のセンサ開発を行っている。センサの海外販売権を元に、海外他社製品のクロスライセンスを進めており、LED、樹脂添加剤、ガスセンサの輸入販売も行っている。



会社名 : タッチエンス株式会社

所在地 : 東京都台東区北上野2-21-10

代表者 : 代表取締役社長 尾方 謙一

URL   : http://www.touchence.jp/





【Optics Balzers AG 会社概要】

商号  : Optics Balzers AG

代表者 : Alex Vogt

所在地 : Stadtle 44, P.O. Box 384 LI-9490 Vaduz, Liechtenstein

設立  : 1946

事業内容: Optical coating components

資本金 : 10M CHF

URL   : http://www.balzersoptics.com/
情報提供元: @Press