芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)専門職大学院工学マネジメント研究科(MOT)は、TIS株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長 桑野徹)、株式会社エスアイテック(東京都江東区/代表取締役 鈴見健夫)、および飯田グループホールディングス株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長 西河洋一)との共催で、技術を活かしたビジネスアイデアを競うコンペティション「Shibaura Business Model Competition」を開催します。このコンペでは、芝浦工業大学が出願済みの特許技術をいかにビジネスにつなげるかのアイデアを募集し、最優秀賞には賞金100万円が贈呈されるとともに、ビジネス化が見込まれるアイデアについては、共催各社が実際のビジネスに展開するための起業支援も行います。
日本の大学において行われている特許出願は約3,500件ありますが、実際にビジネスに活用されている事例は決して増加しておらず、特許収入もアメリカに比べて150分の1と少ない現状があります。そこで、工学マネジメント研究科では、大学の特許技術をビジネスに活かし、研究科が掲げる「Management of Technology(技術経営)」を体現する人材の発掘、そしてアントレプレナーシップの醸成を目的として、今回のコンペティションを開催する運びとなりました。