冷やし五目そば 1


冷やし五目そば 2


1961年創業当時のメニュー


山岸レシピの伝授

株式会社 大勝軒TOKYO(本社:東京都豊島区、代表取締役:田内川 真介)が運営する「お茶の水、大勝軒」では、“ラーメンの神様”山岸 一雄の「秘蔵のレシピ」シリーズ第一弾として、夏季限定で35年ぶりに完全復刻した「冷やし五目そば」を提供しています。



URL: http://www.taisho-ken.tokyo/





【メニュー復刻の経緯】

<“ラーメンの神様”のレシピで復刻へ>

大勝軒といえば「つけ麺」のイメージが強いですが、1961年の創業当時は「つけ麺」以外にも「タンメン」や「チャーハン」「カレーライス」など、あらゆるメニューが人気でした。しかし「つけ麺」が大人気となったことで、いつの頃からか「つけ麺」以外のほとんどのメニューは封印されていました。



これまで、生前の山岸 一雄監修の元、様々なメニューを復刻して参りましたが、2016年の夏は「秘蔵のレシピ」シリーズとして、2015年にこの世を去った山岸が遺したレシピを元に、「忘れられた名作」を復活させるべく、「秘蔵のレシピ」シリーズのの提供を実施することにいたしました。



<第一弾は35年ぶりに「冷やし五目そば」を復刻>

大勝軒の「つけ麺のスープ」は「冷やし中華のタレ」がヒントになったことはあまり知られていません。しょっぱさに酸味と甘みが加わった大勝軒独特のスープは、「冷やし中華」の味の構成が原点になっており、第一弾の復刻メニューとしてふさわしいと考えました。



<今後の「秘蔵のレシピ」シリーズ>

第二弾は、横須賀育ちの山岸 一雄が「海軍カレー」をベースに完成させた幻の「カレーライス」を復刻。2016年8月23日(火)より40年ぶりに登場予定です。





【「冷やし五目そば」について】

タレには、たっぷりのカツオ節とサバ節でとったダシに、生醤油と砂糖で作った「かえし」、お酢、ゴマ油、大勝軒の醤油タレを合わせ、魚介のさっぱりとした風味に甘みと酸味とコクが加えられています。

麺の上にラードで炒めた野菜をのせ、細切りにしたチャーシュー、キュウリ、ハム、錦糸玉子、なると、シイタケを盛り付けたものが、山岸オリジナルの「冷やし五目そば」です。



さっぱりとしながらも栄養価が高くパンチの効いた仕上がりは、まさに「山岸一雄のレシピ」ならでは。懐かしい昭和の味が楽しめます。



<商品概要>

復刻商品  : 冷やし五目そば

価格    : 970円(税込)

提供店舗  : お茶の水、大勝軒

店舗所在地 : 東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2F

電話番号  : 03-3233-9911

営業時間  : 11:00~22:00(L.O.22:00)

定休日   : 月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)

ホームページ: http://www.taisho-ken.tokyo/





【山岸 一雄と大勝軒について】

修行時代にまかないとして食べていたつけめんを、1955年中野大勝軒で「特製もりそば」として商品化。

1961年6月6日に『東池袋大勝軒』として独立創業。

いち早く行列の絶えない人気店となり、数多くのファンを魅了しました。

独立創業する前の年である1960年に結婚した妻が、1986年に亡くなったことで7か月休業しましたが、山岸ファンの強い要望を受けて営業再開。

その後、弟子を取ることに方針を転換し、約300人の弟子を育て暖簾分けをさせています。

2005年には病気が悪化したことで厨房に立てなくなったことに加え、時代の流れと東池袋付近の再開発もあり、2007年3月20日をもって閉店。

2015年4月1日、心不全のため死去。
情報提供元: @Press