加藤桃子女王


室谷由紀女流二段


YouTube Space Tokyo 1


YouTube Space Tokyo 2

日本将棋連盟は、株式会社マイナビと主催する女流棋界最高峰のタイトル戦である「マイナビ女子オープン」の対局映像を、YouTubeにて全世界に配信することを決定しました。



決戦の地は、YouTubeがクリエイター向けに提供する動画制作スペース「YouTube space Tokyo」。AIとの対決で将棋に対する国内外からの注目が高まっている中、日本の伝統文化を世界に向けて発信したいという将棋連盟の想いより、YouTubeでライブ配信が実現しました。



当日は、YouTube space Tokyoに畳を持ち込み、華やかな着物に身を包んだ2人の女流棋士が女王の称号をかけて対決します。対局の見どころやポイントの解説をすることで、将棋ビギナーの方にも楽しんでいただけると考えております。日本で400年以上続く伝統文化の将棋を、YouTubeでクールジャパンコンテンツとして世界に発信する、将棋連盟の試みとなります。



日本将棋連盟会長 谷川浩司は、この度の配信について、次のようにコメントしています。

「この度、日本将棋連盟ではマイナビ女子オープンの対局映像をYouTubeにて全世界に向け配信することにいたしました。マイナビ女子オープンは女流棋界最高峰のタイトル戦で、加藤桃子女王(21歳)と室谷由紀女流二段(23歳)の若い2人がタイトルを争います。400年以上の歴史を持ち日本の伝統文化である将棋、そして知的かつエキサイティングなゲームである将棋の魅力を、YouTubeで是非お楽しみください。」





■将棋やテーブルゲームのトレンド

2015年のレジャー白書によると、日本国内における将棋人口は850万人と発表されています。レジャー白書は15歳以上を対象とした統計のため、15歳未満も含めると1,000万人と推定しています。

近年ではインターネットやスマートフォン・アプリでの対局も盛んで、HEROZ社の「将棋ウォーズ」では、累計1億局の対局が行われています。





■YouTube Space Tokyoとは

六本木ヒルズの29階にある「YouTube Space Tokyo」は、複数のセットがある大規模スタジオ、合成撮影用のグリーンスクリーンスタジオ、東京の街を一望できるトークショーやニュース用スタジオ、レコーディングスタジオ、トレーニングルーム、ラウンジ、カフェエリアなどを備えています。





■マイナビ女子オープンについて

優勝賞金500万円の女流棋界最高峰の公式棋戦です。アマチュア女性などが参加する「チャレンジマッチ」を勝ち上がると予選一斉対局に出場できます。



主催     : 株式会社マイナビ、公益社団法人日本将棋連盟

タイトル称号名: 「女王」

対戦方式   : 予選・本戦はトーナメント戦。挑戦手合いは決勝五番勝負

持ち時間   : 本戦・五番勝負 各3時間(チェスクロック使用)

URL      : https://www.youtube.com/watch?v=ggO-gSyWuuo





■公益社団法人日本将棋連盟について

日本将棋連盟はプロ棋士及び女流プロ棋士(タイトル獲得者、または女流四段以上)の正会員によって組織される公益社団法人です。

目的として「将棋の普及発展と技術向上を図り、我が国の文化の向上、伝承に資するとともに、将棋を通じて諸外国との交流親善を図り、もって伝統文化の向上発展に寄与すること」を謳っています。

主な事業としては、全国の報道機関(新聞・テレビ)地方公共団体・企業などと契約し、対局棋譜を提供。棋譜に解説・講評などを付し、普及に役立てています。また、日本将棋連盟ホームページ( http://www.shogi.or.jp/ )を通して、プロ・アマ棋界のさまざまな情報を世界に随時発信しています。
情報提供元: @Press