【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は10日、ウクライナ東・南部4州で「住民投票」が強行され、ロシアが一方的に併合を宣言したことを受け、4月以来となる緊急特別会合を再開した。米欧は12日にも予定される非難決議案採決で賛成多数を示し、ロシアの国際的孤立を印象付けることを目指す。 2月末~3月初めに開かれた特別会合では、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議が141カ国の賛成で採択された。途上国を中心に「ウクライナ疲れ」が広がる中、今回の採決で何カ国が支持を表明するかが焦点となる。 【時事通信社】 〔写真説明〕10日、ニューヨークの国連本部で演説するウクライナのキスリツァ国連大使(AFP時事)