【シンガポール時事】マレーシア国営石油会社ペトロナスは8日、液化天然ガス(LNG)の生産施設に障害が発生したとして、一部の供給先に対し、災害発生などで契約履行義務が免除される「不可抗力条項」を宣言したと発表した。トラブルが長期化すると、日本向けのLNG供給にも影響が広がる恐れがある。  障害は9月21日、ペトロナスが過半数株式を保有する事業「マレーシアLNG」のパイプラインで発生。ペトロナスは「土砂崩れでガス漏れが起きた」と説明した。マレーシアLNGには、三菱商事も出資している。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 マレーシア、LNG生産に障害=日本向け供給に影響も