杉岡華邨の記念館が人気=奈良県下北山村〔地域〕
時事通信社 2022年07月28日 10:35:23
奈良県下北山村が設置した、村の出身者で文化勲章受章者の書家、杉岡華邨(1913~2012)の記念館がひそかに人気を集めている。 「現代かな書」の第一人者とされる華邨は大阪教育大教授などを経て、1995年文化功労者、2000年文化勲章受章。遺族から約5000点に及ぶ遺品の寄贈を受けた。村の温泉施設に隣接する木造平屋の建物に、奈良市内の自宅書斎を再現した記念館を20年10月に開館。生前に使用していた机や筆、書籍などを展示している。 村教育委員会によると、コロナ禍が続く中でも来館者や開館状況の問い合わせがコンスタントにあるといい、「多くの人に村や書の魅力に関心を持ち、住民にも先人や歴史に誇りを持ってもらいたい」と話している。 (了)【時事通信社】
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