中ロ、北朝鮮めぐり米批判=「拒否権に説明」初会合―国連総会
時事通信社 2022年06月09日 07:27:35
【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国で構成)は8日、安全保障理事会で先月26日に対北朝鮮制裁を強化する米国主導の決議案が中国とロシアの拒否権行使により否決されたことを受け、両国に説明を求める会合を開いた。多くの加盟国が北朝鮮や中ロの拒否権発動に非難の声を上げたが、中ロは「北朝鮮の懸念に応えていない」と米国批判を展開した。 会合は、拒否権による安保理の機能不全が浮き彫りとなる中、常任理事国(米英仏ロ中)に説明責任を負わせることで、拒否権乱用を抑制しようと4月に国連総会で採択された決議に基づいて開催された。拒否権が使われて10日以内に総会会合が招集されるもので、今回が初の適用となった。 【時事通信社】
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