ENEOSが渡嘉敷の活躍で9連覇に王手をかけた。193センチの長身を生かしてゴール下で存在感を示すだけでなく、外角からのシュートも決めるなど両チーム最多の21得点。「全てのクオーターで勝ち切った内容。これを決勝でも続けたい」と手応えを語った。  前回大会は準々決勝で右膝の靱帯(じんたい)を断裂。準決勝と決勝に出場できず、エースとして東京五輪の舞台に立つ夢も絶たれた。「この大会には特別な思い入れがある。あした勝たないと意味がない」。大黒柱の責任を果たすため、気持ちを奮い立たせていた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 渡嘉敷、決勝へ手応え=全日本バスケット