ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が17日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円増の3600万円でサインした。今季は高卒2年目でプロ初勝利を挙げるなどチームトップタイの9勝。巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ、オリックスとの日本シリーズでともに初戦を任され、好投した。 球団の育成方針で、今季は中10日以上の登板間隔が続いた。奥川は「来季は間隔を詰めて規定投球回を目指したい」と意気込み、開幕投手についても意欲を示した。 プロ野球記録の50ホールドをマークし、2年連続で最優秀中継ぎのタイトルを獲得した清水昇投手(25)は3600万円から倍以上の8800万円で更改。72試合で3勝6敗1セーブ、防御率2.39の成績だった。(金額は推定)。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕契約を更改し、ポーズを取るヤクルトの奥川=17日、東京都港区(代表撮影) 〔写真説明〕契約更改を終え、会見に臨むヤクルトの清水=17日、東京都港区(代表撮影) 〔写真説明〕契約を更改し、記者会見するヤクルトの奥川=17日、東京都港区(代表撮影)