9月1日は「防災の日」。自宅に防災グッズや防災用の飲食料品を用意している家庭も多いでしょう。

防災用飲食料品で忘れがちなのが「防災用食品の賞味期限」。うっかり賞味期限切れにしてしまうママも多いようです。

防災用飲食物、賞味期限切れにしたことがある人約7割
日本テトラパック株式会社の調べによると、2人に1人のママが日頃から飲食料品を備えていることが分かりました。
ところが、備えていると答えたママたちに、うっかり賞味期限切れにさせたことがあるかどうかを聞いてみたところ、約7割の69.3%が「ある」と回答。

冷蔵庫の中のものの賞味期限管理だって大変なのに、防災用の飲食料品まではなかなか気が回らないという人も多いようです。

賞味期限切れを防ぐには、ローリングストックで
料理研究家で防災士でもある島本美由紀先生によると、食材を無駄にせず万が一に備えるためには、「ローリングストック」という食材管理法が良いそう。

ローリングストックとは、賞味期限が比較的長い食材を少し多めに買っておき、食べた分だけ買い足す方法。これならうっかり賞味期限を切らしてしまう心配がありません。

飲料の備えは「ロングライフ紙パック」がおすすめ
防災の備えには飲料も欠かせません。
しかしママたちからは「飲料はかさばってしまい収納が大変」という声が多くあがっています。

防災用の飲料や食材の保管場所ナンバーワンは台どころ(36.5%)。けれど、島本先生は「飲料は各部屋に準備しておくと良い」と語ります。

確かに、万が一部屋に閉じ込められてしまったときも、手元に飲料があれば安心です。

おすすめは、「ロングライフ紙パック」という常温で長期保存できる紙パックに入った飲料。
レパートリーが豊富で、一度に飲みきれる量の商品も多いため、災害時でも衛生面の心配がありません。
また、リサイクルできるので環境にかかる負荷も減らせます。

ロングライフ紙パックのお茶やジュースを書斎や自室に備えておき、仕事や趣味の時間のお供にするのもアリ。
減った分を買い足すローリングストックをしていけば、賞味期限の心配もありません。
飲料は重たいのでネットショッピングで自宅まで宅配してもらうとラクチンですよ。

防災の日を前に、防災用の飲食料品を見直しましょう。
賞味期限が近いものは、普段の食事やおやつで消費してローリングストックを。備えあれば憂いなしです。

【参考】
※日本テトラパック株式会社
https://www.tetrapak.com/ja-jp
情報提供元: WomanSmartLife
記事名:「 約7割のママが経験!防災用の飲食料品をうっかり賞味期限切れに