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「アサイーの日」である9月16日は、実は日本からブラジルへの移民がアマゾン川河口の都市「ベレン」に到着したのと同じ日。
これは アサイーの産地がブラジルのアマゾン であること、そしてアサイーが世界へ広まるきっかけに日本移民も尽力したことから、その功績をたたえて決まった日だといいます。
また、 アサイーの収穫はちょうど8月末~12月ごろ でもあるため、アサイーを広めていこうという思いから定められました。
アサイーは、 ヤシ科の植物 です。原産はブラジルのアマゾンで、アサイーは 大きく生長すると25m もの高さになるといいます。ブルーベリーに似たような実が、アサイーの実。一見これがアサイーとは分からないような、実は大きな植物だったのには驚きです。
アサイーの実は、食べられる部分は5%ほどだといいます。しかしその小さな部分に栄養素がたっぷり詰まっていることから、アマゾン先住民の貴重な栄養源として長く食べられてきました。
アサイーの果肉は傷みやすいため、直接日本に輸送して搾汁するのは難しく、冷凍や乾燥粉末のかたちで輸入 されているそうです。
現代では「スーパーフルーツ」や「スーパーフード」と呼ばれ人気のアサイー。美容や健康を支える食べ物として世界に広まりました。
アサイーは古くからアマゾンの先住民に親しまれてきた郷土食でした。
1999年に日本の会社「フルッタフルッタ」のパートナー会社が工場にアサイーの搾汁ラインを新設し、量産が可能となったといいます。
このことからアサイーの輸送がさかんになり、 ブラジル国内各地へ、そして世界へ広まるきっかけにもなった といいます。
アサイーは小さい実にたくさんの栄養素が詰まっています。
など豊富な栄養素が含まれているといいます。さらに抗酸化成分(体内の錆を取り除く成分)を蓄えていて、アマゾンの現地では貴重な栄養源でした。
中でも 特に注目すべきは鉄分とポリフェノール 。詳しく見ていきたいと思います。
アサイーに含まれるポリフェノールの主な成分は「 アントシアニン 」。聞いたことがある方も多いですが、ブルーベリーなどにも含まれていて、 眼精疲労の回復 に効くといわれています。
またアサイーはブルーベリーの何倍も多くアントシアニンを含んでいるというので凄いですね。
アサイーは果肉100gに 生プルーン約58個分相当の鉄分 を有しているそう。鉄分が不足すると、貧血を起こしやすくなります。貧血が悩みという女性や、よく汗をかくスポーツなどをする方はアサイーで鉄分を取るようにしましょう。
このように栄養素たっぷりのアサイーですが、どんな味をしているのでしょうか?
実は アサイー自体はあまり味がついていない んです。香りもほとんどなく、味にもクセがありません。そのため、他の食材と合わせて食べるのがおすすめです。
アサイーの美味しい食べ方はいくつもあり、アサイードリンクやアサイーボウルなどさまざま。アサイーを加えると料理に深みや栄養もUPし、おいしくなるそうです。
先述したように、実はアサイーはブラジルで収穫されたもの。 アサイーがハワイに伝わって、そこで出来た料理がアサイーボウル です。
アサイーボウルとはアサイーのペーストにシリアル果物(バナナ、イチゴなど)をトッピングしたもの。上からはちみつなどシロップをかけて食べるのも美味しいです。 トロピカルな味わいになり、今やハワイの定番 ともなりました。
アサイーボウルの人気の背景には、健康志向の人が増えたことやハワイを訪れたセレブなどが宣伝したこともあるそう。日本でもハワイ料理店などで提供されることが多いです。
日本に入ってくるアサイーはほぼ冷凍ピューレやパウダー。ここでは、冷凍ピューレを使った方法をご紹介します。
アサイーペーストは半解凍し、好みのフルーツと一緒にミキサーで混ぜます。
実はこのようにアサイーボウルはとっても簡単にできるんです。使うフルーツを変えたり、ミキサーで混ぜ込む時にジュースをいれたりとたくさんアレンジの方法があります。
自分好みのアサイーボウルをつくってみましょう!最後にはちみつをかけるのを忘れずに。
https://www.islandvintagecoffee.co.jp/
アラモアナやロイヤルハワイアンセンターにあるローカルのチェーン店。「オリジナル・アサイーボウル」は常に人気の商品です。
日本にも東京・横浜に出店しているので気になった方は本場の味を食べてみて下さいね。
https://www.bluehawaiilifestyle.com/
アラモアナショッピングセンター二階にある便利な立地のカフェ。買い物ついでに立ち寄るのもいいですね。なんとハワイの地元新聞が主催するコンテストで「ベストアサイーボウル」を受賞したお店なんだとか。
アサイーボウルの名店として人気です。
https://www.lanikaijuice.com/
こちらも「ベストアサイーボウル」を受賞したことがあるお店。評判もとっても良いお店です。アサイーはオーガニックを使っているこだわり派!
以前はヒルトンの中に店舗がありましたが、今はカハラやカカアコがワイキキの最寄りです。
日本でも、アサイーボウルがハワイ料理だけでなく 普通のカフェでも提供されることが増え、定番になりつつあります。 また、スーパーでもアサイードリンクやアサイーピューレを見かけることが増え、ポピュラーになり始めています。
今はちょっとオシャレなイメージがあるアサイーですが、今後もアサイーブームは続き、日本でも朝食やカフェの定番になるかもしれませんね。
出典・参考
余暇プランナー
金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。
【9月16日はアサイーの日】栄養素や効果、アサイーボウルの作り方