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ハンドメイドマーケットに出店するときに使いたいのがマルシェ看板。 自分のお店の名前を知ってもらうためにもぜひ準備したいもの です。
看板と言うと大きなプラスティックのものがまず思い浮かびます。マルシェ看板はもっと小さなタイプ。お店の一隅に飾りたいアイテムです。
お店の雰囲気に合わせて飾り方や作り方、素材も工夫したいところ。
オーダーももちろんできますが、 やっぱり手作りが一番 。既製品を活用した物からオリジナルアイデアまで千差万別。決まったルールがある訳ではないので自分らしく準備することができます。
ハンドメイドマーケットに出店しなくてもネット販売などでトップ画像としても使えます。今すぐに使わなくても使う場面があるかもしれません。
時間のある時に自分のお店のシンボルとして一つ用意しておくのをおすすめします。自分らしさの出し方を様々な看板のアイデアを見て探ってみましょう。
マルシェ看板といっても千差万別。素材もデザインも色々あります。
まずよく使われるマルシェ看板の土台となる素材を4つご紹介します。
A型看板は、 開くとアルファベットのAの形になる立て看板 。木でできているものや黒板タイプ、スノコタイプなどデザインもいろいろ。
お店の前に建てられる腰位の高さのものがよく見られます。
大きくてアピールしやすい のがポイント。遠くからも見てもらいやすいですね。
出店スペースからはみ出してしまいがちなので、置く場所をよく考えましょう。
サイズのバリエーションが豊富で持ち運びしやすい、イーゼルとコルクボード。
コルクボードに店名を書いたポストカードや自分の作品を貼ることができる ので、アレンジがしやすいです。
コルクボード以外にも、黒板やアートボードなどイーゼルさえあれば何でも置くことができます。
テーブルに置くサイズにすれば、飾りやすく移動も簡単。ディスプレイに合わせて自由に置き場所を変えることができます。
イーゼルは風で倒れやすいので、 屋外では風の影響を受けにくい場所に置くのがおすすめ 。
もっとシンプルなフォトフレーム。サイズも選びやすく、飾るのも簡単。
フレームのデザインでお店の雰囲気も伝えやすくなります。 中に飾るイラストや写真を変えるだけで簡単にデザインも新しくできます 。これから出店してみようという方は、アレンジしやすいのでおすすめです。
小さいサイズだと置き場所に困りません。商品に隠れて見えにくくなるので、置く場所を工夫しましょう。 レジの近くや棚の上など目につきやすい場所に置く と良いですね。
大きいサイズだと後ろに置いている作品が見えにくくなります。作品の後ろ側に立てかけるように置いても良いですね。
アルファベットオブジェは、 アルファベット1文字ずつがかたどられた木のオブジェ 。カフェや雑貨屋さんなどでよく見かけます。
インターネットでも買うことができますし、100均でも売っているところがあります。
お店の名前がアルファベットの場合は、シンプルでおしゃれにディスプレイすることができます。
色を塗ると自分らしさも出すことができる ので、アレンジも加えてみましょう。
マルシェ看板を手作りしたい時に伝えてほしい情報を3つご紹介します。
デザインによってすべて乗せる必要はありませんが、リピーターになってもらえるチャンスなので、参考にして下さい。
まず必ず入れるのはお店の名前です。看板なのでこれだけは入れておきましょう。
シンプルに店名だけの看板でも、もちろん構いません 。
出店するときにはお店の名前が必要です。前もって考えておいてくださいね。
何を作っているお店なのかは、お店に並んでいる作品を見ればわかるので、必ず書く必要はありません。
しかし、 どんなお店なのか店名と合わせて伝わると印象にも残りやすい です。
キャッチコピーをつけて店名に添えるのがおすすめ 。シンプルに「〇〇のお店」と作っているものを伝える方法もあります。
文字ではなく作品を添える方法もあります。アクセサリーやドライフラワーなど飾りつけとして使うことができるのであれば、看板に添えると良いですね。
自分のお店の情報が分かるSNSがあれば、お客さんに伝えましょう。FacebookやInstagram、Twitterなど一つアカウントも作っておくと良いですね。HPもあるとより良いです。
SNSがなくても、minneなど ハンドメイドマーケットプレイスを持っているのであれば、必ずお伝え しましょう。
名刺を用意しても良いですが、看板に載せる方法もあります。
SNSのページをアドレスで伝えるのは、お客さんも使いにくいです。 QRコードにしてスキャンできるように しましょう。無料でQRコードを作ることができるページがたくさんあります。
SNSの情報だけの看板を作るのもおすすめ。すっきりと展示することができます。
実際にハンドメイドマーケットに出店している作家さんの看板アイデアをご紹介します。
既製品をアレンジしたものから手作りまで。ぜひ参考にして下さい。
段ボールで作ったマルシェ看板。 お店のコンセプトのナマケモノを上手に取り入れています 。
段ボールの色をそのまま生かしたシンプルでかわいい看板。
こちらのマルシェ看板も手作り。一見木の板のようですが、 発泡スチロール素材の板にペンキを塗っています 。
店名は別の紙を貼ってデザイン。
とても良い色合いを出していますが、何度も出店しているうちに雨風で味のある看板になっていったそうです。
アルファベットオブジェを上手に使っています。色も参考にしてください。
リンゴはお店のイメージと合わせてディスプレイ。 自分のお店のモチーフなどあれば、一緒に飾る とおしゃれですね。
スノコや板を使ってA型看板を手作り しています。ペンキを塗ったり、黒板をつけたり、自分が使いやすくアレンジ。
アルファベットオブジェも上手に取り入れていますね。
レターボードは、 アルファベットや数字を専用のボードに挟んでアレンジできる グッズです。
100均や雑貨屋さんで手に入れることができます。
シンプルで伝わりやすい看板ができるのでおすすめ。
のり付きパネルも活用したいおすすめアイテム。片面がのり付けされていて、両面テープのようになっている発泡スチロールの板です。
紙に好きなデザインを印刷して、のり付きパネルに貼るだけで丈夫な看板が完成 します。
カッターでカットすればサイズも自由に変えられるので、アレンジも簡単。100均でも手に入れることができます。
マルシェ看板は他にもたくさんアイデアがあります。
実際にハンドメイドマーケットに足を運んで観察してみて下さい。
布や革を活用する方法もあります。自分の作っている作品で手作りしても良いですね。
本格的な看板を最初から用意する必要はありません。まずはアレンジしやすい素材を使ってみましょう。出店に慣れてきたら、自分らしさを表現できるマルシェ看板に少しずつ進化させてください。
看板はお店の顔。 自分らしい1枚を探してハンドメイド出店をさらに楽しんでください。
余暇プランナー
ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。
【ハンドメイド出店の必須アイテム】自分だけのマルシェ看板!オリジナルアイデア6選